懐かしい童話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、日本人なら誰でも知っている常識問題が多数ありました。

誰でも知っていると言いながら、詳しく内容を理解していない人も居て、度忘れとの言葉で言い訳をする人が多いようです。

そのような問題を探したところ、第4回のプエルトリコで次の問題がありました。

正に、誰でも知っている童話からの問題です。

問・桃太郎さんから最初に団子をもらった動物は?

答・犬

解説 桃太郎さんの歌は、日本人なら幼児の頃、誰でもが唄った経験がある筈です。

♬ 桃太郎さん桃太郎さん、お腰に付けた吉備団子、一つ私にくださいな。

これに対して、桃太郎さんは「あげましょう。鬼の征伐に付いて来るなら」と答えています。

これに対して、忠実な犬、知恵の働く猿、勇気のあるキジの動物達が家来となって、鬼退治をしたとのお話ですね。

最初に、家来になったのは犬でした。歴史的に見ると人間と最初に生活をするようになった動物は犬だったそうです。

これは、世界中の人類に共通した歴史だそうです。

勿論、家畜として豚や羊、馬、牛などを飼育している国もありますが、家族のように暮らしを共にしたのは犬なのだそうです。

現代でも、犬と猫はペットの主力であり、特に高齢者の家族となって心を癒す役目を果たしています。

話は戻って「桃太郎さん」の童話は、最近のテレビCMで盛んに登場しますね。

桃太郎さんの子供や孫が何人も登場、かぐや姫浦島太郎など、お馴染の人物と共演しています。

勿論、童話とは無関係なCMのために作られた架空のストーリーなのは言うまでもありません。

それほど、桃太郎さんは日本人に親しまれた童話だったとの証拠でしょうね。

本日の裏話は、日本人なら誰でも知っている童話のお話でした。

犬が家来の一番だった。「当り前よ。だってNOワン!」これって蛇足でした。ゴメン……。

日本の秋の風景

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、日本人の常識的な知識が数多く出題されていました。

常識だから、誰にでも簡単に正解出来ると思うのは間違い。簡単と感じながらも、実は真実を知らない盲点があります。

我々は、そのような盲点を探しながら、迷える問題を作成していたのです。

第10回のモニュメントバレーで、秋に関する迷える問題が出されていました。

問・詩人、佐藤春夫の歌、「あわれ秋風よ、こころあらば伝えてよ」に出て来る魚は何?

答 サンマ

解説 秋が「旬」と言えば文句なくサンマなのは常識の中の常識過ぎます。

そこで「若しかすると引掛け問題」と疑うクイズ・ファンも多い事でしょう。

秋が旬と言えば、サバ、ハゼ、カワハギ、サヨリなどがあります。また、5月が旬のカツオも秋も美味しいのだそうです。

この様な知識がある方は、これらの魚を思い浮かべるかも知れません。

しかし、佐藤春夫の詩の題名は「秋刀魚の歌」であり、ここまで知っていた人なら、迷わずサンマと答えた事でしょう。

これが、いわゆる知識の盲点に当たる部分で、詩の題名まで覚えていれば、完璧な常識と言えるでしょう。

処で、今年の9月初旬には、サンマが不漁で高値を付けており、待ちわびた庶民をがっかりさせていました。

しかし、9月後半に入ると状況が一変、大量のサンマが日本の領海で捕れるようになり、値段も一気に下がりました。

おかげで例年の通り、サンマが庶民の食卓に乗るようになり、やれやれと安心したご家庭も多い事でしょう。

住宅街の夕方、何処からともなくサンマを焼く匂いが漂ってくる。これが平和な日本の秋の情景でしょうね。

本日の裏話は、サンマの匂いこそ秋の象徴とのお話でした。

ハリウッドの偉人物語

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、人類初、世界初、日本初など、初めての偉業を問う問題が多数ありました。

初めての偉業、その他NO1と呼ばれる人物、建築物、遺跡などもクイズ問題の定石なので、クイズファンは記憶していた筈です。

アメリカの映画界で、数多くの実績を残した人物が、最初に有名になった出来事が問題になった事があります。

第16回のサンタフェで、次の問題が出されたのです。

問・かつて「宇宙戦争」をドラマ化して、全米をパニックに陥れた人物は誰?

答・オーソン・ウエルズ

解説 彼は、映画監督、脚本家、俳優としてアメリカを代表する映画人でした。

問題の「宇宙戦争」は1,938年CBSラジオで放送された作品で、リアルな内容で、全米の聴取者が本物の宇宙戦争と勘違いし、パニックになった事件です。

しかも、脚本、演出、出演を自身が担当した作品で、この時は何と弱冠22歳の若者だったのです。

その3年後の1,941年には、ハリウッドで脚本、監督、主演の伝説的な名作「市民ケーン」を完成させました。

この作品の大ヒットで、彼は25歳の若さで20世紀最高の天才児と呼ばれ、映画界の頂点を極めたのでした。

映画ファンに限らず、メディアを志す若者は「宇宙戦争」の大事件を必ず学んだものでした。

つまり、悪戯に市民を恐怖に巻き込んではならない、という事でしょうね。

本日の裏話は、クイズ問題からアメリカ映画界の巨人、オーソン・ウエルズのエピソードのご紹介でした。

若い人には馴染みが薄い天才でしたが、熟年以上の方にとっては久々に思い出す懐かしい映画人だったと思います。

中秋の名月に思う

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、日本独特の習慣や行事が出題される事があります。

秋の行事の中で忘れられないのは「一五夜のお月見」でしょうね。昔は旧暦の8月15日でした。

現在は、9月で今年は9月24日が中秋の名月でした。

現代では、各家庭で飾り付けをしお月見を楽しむ家族も少くなりましたが、昭和の40年代まではそのような家庭も多かったのが思い出されます。

処で、この「お月見」から発生した日本語が、クイズ問題になったことがありました。

第10回のモニュメントバレーで出された問題でした。

問・九州の海の名前にもあります。空に月が残ったまま夜が明けてくることを何という?

答・有明

解説 月がまだありながら、夜が明けてくる頃、又はその月の事を有明と言います。

その昔、月を愛でながら歌のを開いているうちに、夜が明けてしまい、誰が言うともなくこの言葉が生まれたのでしょう。

如何にも、古代の歌人達の優雅な遊びが、想像出来る状況と言えますね。

現代では、月を見て「月旅行をしたい」と2,000億もの大金を投資したIT長者が世界の話題になりました。

成り上り者の自己宣伝「そんな無駄使いより、寄付でもすればよいのに」等、ツイッターでは大反響でした。

それは兎も角として、月を見て感じる事も、昔と今では大きく変わってしまいました。

どちらが正しいと言う訳ではなく、人の考えは時と共に変化する典型的な例と言えるでしょう。

名月を見たら「きれいだねえ」と感動する、こんな気持ちが一般的な感情だと良いのですがねえ。古いのかなあ…。

国の象徴、国歌・国旗のお話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、日本国内に留まらず、諸外国の話題も多数含まれていました。

クイズは知識を競うゲームなので、国の内外の豊富な知識を記憶している人が、優位になるのは当然と言えます。

第15回のハワイで、国歌に関する次のような問題が出されていました。

問・「市民よ、武器をとれ、行進せよ、彼らの血で大地を染めよ」という過激な歌い出しで始まるのはどこの国の国歌?

答・フランス

解説 フランスと言えば文化の中心地とも言える存在。

そんな文化的な国の国歌が、イメージに反して過激すぎる! との理由でこの問題は採用されました。

この国歌は「ラ・マルセイエーズ」との題名で、1,875年に正式に採用されたのです。

実は元々、フランス革命の時の革命歌であり、マルセイユの義勇兵が行進の時に歌いながら、広めたとの歴史があったのです。

この過激な国歌に対して、フランス国旗のイメージは全く異なっているのも、面白い現象と言えるでしょう。

国旗はトリコロールと呼ばれ、青・白・赤(自由、平等、博愛)を表し、世界の国旗に最も多く影響を与えているそうです。

ファッション、芸術、映画など文化の中心地と呼ばれる本領の発揮ですね、流石!

本日の裏話は、国歌、国旗に関する意外性のある問題を振り返って見ました。

オリンピックを初め、スポーツの世界選手権が盛んな昨今、国旗や国歌に接する機会が多いので、この話題を取り上げました。

アメリカ横断!ウルトラクイズの裏話