実現不可能だった秘境の話

 

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズのロケ地は、南北アメリカ大陸の珍しい場所を探して行われました。

番組開始当時、アメリカは日本人の憧れの国でした。従って基本コンセプトはアメリカの魅力を探るでした。

当時、映画やテレビ・ドラマでアメリカ人の生活は紹介されていました。

でも、現在のような旅番組も少なく、我々はアメリカ各地を紹介するという目的も持ってスタートしたのです。

アメリカ政府の「観光局」の協力も有り、希望する場所は、ほとんど問題なく撮影許可が下りていたのです。

そんな中で、唯一ロケ地として実現しなかった秘境がありました。

第14回にアタックして実現しなかった場所です。

この回は、西海岸のオレゴンから東海岸のニューヨークまで、全行程を飛行機を使わず、車で移動する初の試みでした。

スタート間もないオレゴン街道で、その秘境を問う問題が出されたのです。

問・オレゴン州とアイダホ州の州境にあって、アメリカで最も深い谷は?

答・へルズ・キャニオン

解説 またの名をスネーク・リバー・キャニオンと呼び、深さは2600mの峡谷です。

「へルズキャニオ...」の画像検索結果

現在では、ジェット・ボートに乗って、川下りをするような冒険ツアーもあるようですが、30年前には観光客も寄り付かない秘境でした。

我々がロケハンを申し込むと、道路も険しく片道1日、往復2日で、宿泊設備も無いのでパスした方が良いとの意見でした。

では、この秘境とは如何なる場所なのでしょうか?

当時のメモでは、オレゴン州とアイダホの州境にあるヘルズ・キャニオンは、スネーク川が掘り下げた北米最深のキャニオン。

崖上から川面まで標高差が約2,400m。スネーク川を見下ろすと、広大な斜面が見えるらしい。

対岸は遥か遠く、地の果てまで来てしまったと感じるだろう。地獄谷とは絶妙の名前との評判である。

この様な状態では、限られた期間のロケハンは諦めざるを得ませんでした。

最近は、旅をする日本人もいるようで、ブログで記事を読む限り、道々野生動物に数多く遭遇したそうです。

広いアメリカ大陸ですから、まだまだ日本のカメラ入り込まない場所も多いはず。

もしも、ウルトラクイズが復活! などの話があれば、ロケ候補地は、まだまだありそうですよ。

これって不可能な夢。解っています。

 

日本人に欠かせない野菜

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、食品と呼ばれる分類がありました。

衣食住は、人間の生活に欠かせない3大要素。クイズの題材としては是非とも知りたい知識です。

食品の中で、日本人に尤も関わりの深い食品は? 勿論個人の趣味趣向があるので、一概には言えませんが、大豆は欠かせない食品と言えます。

昔から味噌醤油は、日本の食卓には欠かせない調味料でした。その原料が大豆なのは、誰でも知っている常識です。

調味料の他、納豆、豆腐など大豆を原料にした食材は数えきれないほど多岐にわたります。

その様な中で、知っているようで知らない盲点がクイズ問題になっていました。

第11回のデビルスタワーで、次のような問題が出されていました。

問・枝豆が熟したものを何という?

答・大豆

解説 夏の夕食前の「枝豆にビール」日本人の大好きな定番ですね。

「枝豆とビールの...」の画像検索結果

とは言え、あの枝豆が成長すると大豆になるとは、意外な盲点でした。

クイズ問題の選考会議でも「ナタ豆」「インゲン豆「えんどう豆」など珍答が続出し、大豆と知っていた人間が皆無だったのです。

まさに盲点だったのですね。

あの柔らかい枝豆が、成長して硬い大豆に変化する、イメージが重ならないのが面白い発見でした。

日本語の辞書には「未成熟で青いうちに枝ごと収穫した大豆を、枝豆と呼ぶ」と記されています。

枝豆は、枝毎切り落として収穫するので、その状態のまま「枝豆」の名が付いたと言われます。

植物や魚類など、成長するにしたがって名称が変わる食品は数多く存在し、クイズ問題になっています。

この「枝豆と大豆の関係」も、今が旬の代表的な面白い例として、本日はご紹介しました。

 

日本人のイメージが変化?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、話のタネになる面白い情報が数多くありました。

例えば日本人のイメージですが、昔は男なら眼鏡をかけ、首からカメラをぶら下げているのが日本人の代表的なマンガでした。

実際にそのイメージが日本人の姿なのか? これを問う問題が第10回の後楽園球場で出されていました。

問・二〇(はたち)を過ぎた日本人の半分以上がメガネやコンタクトレンズをしている。〇か✖か?

答・✖

解説 昭和61年の統計では、20歳以上のメガネやコンタクトレンズの使用者は48・3%でした。

正解に近いのですが、50%以上でなければ、正解とは判定出来ません。

当時は成人の半分近くが、メガネやコンタクトの使用者で、日本人のイメージとなっていたのです。

では、メガネの使用率の現在はどうなのでしょうか?

第1位は中国、2位が韓国、次いで日本の順になっており何れも東洋人が上位を占めています。

原因は細かい文字、漢字を勉強するために、視力が落ちるとの説があるようです。

また、中国、韓国、日本共に受験戦争が激しい国なので弱年層の勉強のし過ぎとの意見もあるそうです。

と言う事は、メガネにカメラのイメージは、今や中国人に取って変わられたのかも知れません。

そういえば、街中で見かける中国人観光客は、確かにメガネにカメラ姿が多いような気がします。

では、現在の日本人のイメージはどの様な姿なのでしょうか?

例えば内村航平、白井健三の男子体操チーム、テニスの錦織圭選手、スキー・ジャンプの高梨沙羅選手。

「男子体操チーム」の画像検索結果

オリンピックで活躍した日本人選手が思い浮かぶ事でしょうね。

野球のイチロー選手を思い浮かべる人もいるかもしれません。

世界的には、スポーツ王国のイメージが強いようで、マンガで描くならスポーツ選手の活躍シーンになりそうです。

3年後の東京オリンピック開催を考えると、スポーツと日本人のイメージは、ピッタシ合致かも知れません。

 

北朝鮮ミサイル発射の脅威

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、社会性のあるタイムリーな設問がしばしば出題されていました。

今年のタイムリーな話題に、北朝鮮の度重なるミサイル実験が世界的な問題になっています。

先日行われたG20サミットでも、当然この問題は各国首脳の意見交換が行われ、足並みは揃わないようです。

アメリカ、中国、ロシアなどそれぞれ利害が異なり、実験を中止させる決め手がありません。

アメリカのトランプ大統領は、独自で対応すると強気な発言をする一方、北朝鮮は即戦争に突入する体制は整っていると負けていません。

「北朝鮮 ミサイ...」の画像検索結果

まさに日本国内では、戦争前夜のような緊張感が漂っている状態ですね。

具体的に、ミサイルが日本へ飛来した場合の備えとして、政府はJアラート(全国瞬時警報システム)を開設しました。

これは年配の戦争体験者には、警戒警報を連想させる嫌な思い出と言えるでしょう。

本来の宇宙開発は、人類の発展に貢献するもので、日本でも昔から世界と協力していました。

当然、クイズ問題にもなっており第12回のイグアスで出題されていました。

問・日本で宇宙ロケットを打ち上げている、宇宙科学研究所は何省に属する?

答・文部省

解説 当時は文部省の管轄で1981年(昭和56)~6年間で8機打ち上げられ、すべて成功していました。

組織の前身は、1965年に旧科学技術庁の所属で設立された特殊法人「宇宙開発事業団」でした。

宇宙開発には多額の費用がかかるため、内閣府や総務省など国が費用を分担し発展して来たのです。

人工衛星、ロケット技術の開発、宇宙飛行士の養成など平和目的でした。

北朝鮮のミサイル発射実験も、宇宙開発には違いありませんが、脅しの道具に使うとは世界平和に逆行ですね。

世界中に迷惑をかける困った隣人には、どのように対応すれば良いのでしょうか?

お付き合いをやめる。永遠に無視! 話が通じない町内のお隣さんなら、これしか手はありません。

誰でも気になる話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、常識として誰でも知っているようで、実は知らない盲点を突いた設問がありました。

例えば、人間の身体に関する基礎的な知識は、学校で勉強するので、一般常識となっています。

でも、細部に亘る知識は専門家でなければ解りません。

例えば髪の毛や鬚、爪などは日に日に成長するので、どれも等しく伸びるものと考えるのが普通でしょう。

そんな疑問を問う問題が、第15回のグアム「突撃〇✖泥んこクイズ」で出されていました。

問・人間の手の爪で、最も伸びるのが遅いのは小指である。〇か✖か?

答・〇

解説 爪はどの指も、同じ速さで伸びるものと考えそうですが、実はこの辺が常識の盲点だったのです。

爪が伸びる速さは、人差指、中指、薬指の3本が早く、次いで親指、最後が小指の順で伸びるのです。

「爪の伸びる速さ」の画像検索結果

ついでに髪の毛と鬚を比べた場合はどうでしょう?

髪の毛と鬚、どちらが早く伸びるのでしょう? この疑問に対する専門家の答えは以下の通りでした。

鬚の方が断然早い。髪の毛は平均して1か月で1cmですが、鬚は10日で1cmの人もいるそうです。

なお、髪の毛は他人より早く伸びる人はいなく、誰でも1月に1cmが平均だそうです。

但し、栄養不良で伸びが遅い人、髪が育たない人など、髪に対して悩みのある人は多いようです。

髪の毛は男女を問わず、気になる部分のようで、増毛、抜け毛、かつら、付け毛など悩む人が絶えません。

その証として、テレビでは髪の毛のCMが多い事!テレビ局の大お得意様ですね。