令和元年だから考えよう

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は日本人として、絶対に知っているべき常識が数多く出されていました。

一口に日本人の常識と言っても、歴史、生活習慣、言語、風習など範囲が広く限定が難しいのは当然です。

中でも、日本国の元首であり象徴といえば「天皇陛下」。皇室に関する知識は、日本人なら当然知っていなければなりません。

特に今年は元号も変わって「令和元年」。天皇陛下は上皇陛下となり、新天皇が誕生しました。

従って、皇室に関する話題も多く、国民の興味も例年になく高まっています。

そこで、皇室に関する問題を調べたところ、第16回のレイクパウエルで、恰好の問題がありました。

問・皇室の御用邸は日本に三か所あるが、須崎、葉山ともう一つはどこ?

答・那須

解説 那須の御用邸は栃木県の広大な森の中に、1,926年に作られました。

広さは662ヘクタール、東京ドーム141個分に相当すると言われます。毎年夏に、陛下のご家族が静養に訪れていますね。

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「豊かな自然を国民が自然と触れ合う場にしてはどうか?」との陛下のお言葉がありました。

そこで在位20年の節目に、広大な森の半分が宮内庁から環境省に移管されたのです。

10年前の事ですが、ニュースとして騒がれる事もなく、知らなかった人が多かったのではないでしょうか。

常に、国民の事を思う上皇陛下御夫妻の優しいお人柄が滲み出たお話ですね。

現在は「那須平成の森」として整備され、「ふれあいの森」「学びの森」などがあり、一般に公開されています。

今年の夏休みに訪れたご家族も多勢いらっしゃることでしょう。

それにしても、今後は「皇位継承問題」「女性天皇制は?」等の難問が山積しています。

日本は世界一歴史の古い天皇制の国。故に重大な問題です。国民が納得する方法で決着して欲しいものです。

学識経験者、政治家の皆さん、知恵を絞って良い結果を出してくださいね。国民はみーんな期待していますよ~。

海水浴で自慢出来る話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は知って得する知識、知らなくても日常生活に影響のない話などから創られていました。

特に、知って得する知識は、一般に知られていない知識なので物知りとして、周囲の人から一目置かれる事になります。

でも、そうした知識をひけらかすと「嫌味な奴」と嫌われる事になるのでタイミングに気を付けなければなりません。

それに近い話が出た時に、何気なく知識を披露すると「教養があるな」と周囲に認められる事になります。

前置きはこの位で、本日は一般に知られていない「知って得する知識」の問題をご紹介しましょう。

第4回のハワイで出された問題です。

問・有名な旅行家で、太平洋の名付け親となったのは誰?

答・マゼラン

解説 この問題のミソは、旅行家との表現で「航海士」ではなかった事です。

もし「有名な航海士」といえば、マゼランキャプテン・クックを思い付き、そのどちらか見当が付きます。

どちらも大航海時代に、世界中の海を航海している人物で、海に興味のある方ならば知っている知識でしょう。

マゼランは1,521年に初の太平洋を航海し、シケが多かった大西洋に較べ平穏だったので「太平洋」と名付けました。

英語ではPacific  ocean であり、日本語では太平洋と訳され、大西洋とは「大」と「太」と漢字が異なります。

これについては、太平洋にはハワイがあるので「、」が付くのだとの話がありますが、真実は定かではありません。

従って、この話はクイズ問題としては不適格と言えるでしょう。

本日の裏話は、知って得する知識として、太平洋の名付け親が有名な航海士のマゼランだった、とのお話でした。

太平洋の浜辺に泳ぎに行っている皆さん、今こそ「この海の名付け親は誰だ?」と得意になれる絶好のチャンスですよ~。

○×問題を勝ち抜くために

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、森羅万象の知識を競う目的なので、広い知識が要求されます。

でも、正確な知識が無くても正解出来る問題がありました。それは○×という2者択一の問題形式です。

これは推理して答えても、また単なる感で〇か✖かを選んでも結果は同じになるという嬉しい形式でした。

○×問題で、知識が無くても推理し易い、典型的な問題がありましたのでご紹介しましょう。

第3回の後楽園球場、国内第一次予選での問題です。

問・「未完成交響曲」は、シューベルトの最後の作品である。〇か✖か?

答・✖

解説 「未完成」とは完成しない間に死亡したのでその名が付いたのだろう、と推測する事が出来ます。

でも、この曲を作曲したのは彼が25歳の時で、死亡したのは31歳なのでこの推理は当たりません。

交響曲は通常四つの楽章から構成されます。彼は第一楽章、第二楽章までを作曲した後、その後は作らなかったのです。

理由は「これで完成」「その後は駄作に過ぎない」と考えたとの推測がなされていますが、決定的な証拠は残されていません。

それは兎も角、この曲の正式名はシューベルトの交響曲第七番と呼ばれ、彼の代表作と評されています。

因みに、クラシック音楽ファンの間では、ベートーベンの「運命」ドヴォルザークの「新世界」と並んで3大人気作品です。

本日の裏話は、○×問題の盲点をご紹介しました。〇×の必勝方は正解の逆を選ぶ事です。でも正解率は5割なので同じですね。

本当に正解するには、正しく答を知っている事しかないのです。勝つための裏技はなく当たり前過ぎる結論でしたよ~。

 

海で遊ぶ皆さんへ

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、分類の枠に入らない問題があり、それらは「雑学」問題と呼ばれていました。

雑学は、誰もが「どうなっている?」と不思議に思う問題が多くクイズ問題作家が、自分で考え調べたオリジナル問題です。

実は、問題作家は必ず「出典」を書かなければならず、新聞、週刊誌などの場合は、日付けも記すルールでした。

従って、クイズになり易い出来事があると、同じ問題が多数提出される事になります。

これは作家としては、効率が悪いので自然とオリジナルの問題を創るようになります。

問題用紙の出典が「自作」はオリジナル問題なので、クイズ問題選考会議で「採用」と判定される確率が高いのです。

では、出典「自作」のオリジナル問題をご紹介しましょう。第14回のタヒチで出された問題です。

問・陽にあたる権利は「日照権」といいますが、海で泳いだり、魚を取ったりする権利を何という?

答・入浜権

解説 辞書によれば「入浜権」とは、魚介類の採取や海水浴、観光に利用するなど全ての国民が海浜を自然のまま利用出来る。

即ち、海を自由に利用享受する権利とあります。

実は、海の汚染からはじまった「反公害運動」を切っ掛けに生まれた言葉で、法的には未完成な部分が多いようです。

但し、海釣りや潮干狩りを楽しむ場合は、地元の漁漁組合が決めた規則があるので、それに従ってください。

特に、地元の名産品、イセエビ、タコ、鮑やさざえ等の魚介類の採取は禁止されている事が多いはずです。

下手をすると「密漁」になり、これは犯罪ですから取り締まりの対象となってしまいます。

また、家族で楽しむ「潮干狩り」も、漁業組合が細かな規則を決め、料金設定も全国共通ではありません。

本日の裏話は、8月は海を楽しむ絶好の季節。

その意味で「入浜権」に関しては多少の知識が必要と思い、この問題を取り上げました。

夏休みなので、海水浴へ行くのも結構! でもお酒を飲んで泳いだり、陽に焼けすぎて熱中症にならないようご用心ですね~。

シンデレラ・ブームになりそう

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は森羅万象の情報から、人々の常識とされている知識を中心に創られていました。

常識の中でも上、中、下と分けられ、上は専門分野の人なら解る超難問、中は普通の知識人なら正解出来る問題。

下は子供やお年寄りなど、誰でも知っている常識的な易しい問題の3段階に分かれていました。

その中から、本日は易しい問題に関して考えてみたいと思います。

第7回のハワイで出された問題で、誰でも簡単に答えられる易しい問題です。

問・玉の輿に乗ることのたとえにされる童話の主人公は誰?

答・シンデレラ

解説 貧しい女性が王子様と知り合って、一躍高い地位を得る女の子にとっては夢物語ですね。

男でも、急に有名になったスポーツ選手など、シンデレラ・ボーイと呼ばれ、急激に出世する代名詞でもあります。

処で、童話の主人公の女の子は、シンデレラだけではありません。「マッチ売りの少女」「白雪姫」など多数あります。

特にグリム童話の「白雪姫」は、魔女の継母から命を狙われ、森の動物や七人の小人に助けられる物語です。

最後は、王子様と結ばれる、とのストーリーはシンデレラと似ている点もあります。

女の子が主人公の童話は、何れも似たような夢物語が多いので、挑戦者も「シンデレラ」と決断し難いのです。

超易しそうな問題の場合、必ず似たような状況が準備され、これが落とし穴となって誤答してしまうのです。

そこで、MCの福留さんが「そんなわけないだろう!」と勝ち誇ったように進行するのがパターンになっていました。

挑戦者の側から見れば、実に意地悪な落とし穴であり、これこそがウルトラ・スタッフの本性だったのです、イヒヒ…。

本日の裏話は、超易しいクイズ問題こそ気を付けないと恥をかきますよ、との今だから話せるお話でした。

オリンピックが近くなった昨今、スポーツ界では若手のシンデレラガール、シンデレラ・ボーイが多数誕生しています。

その意味では、令和シンデレラ・ブームかもしれませんね~。

 

アメリカ横断!ウルトラクイズの裏話