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法律の盲点?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、法律に関する問題も時々出されていました。

これ等の問題は、日本人として知って欲しい基本的な法律問題でした。

第6回の後楽園球場で行われた、第1次予選で次の問題がありました。

問・日本の法律では、夫婦は同居しなければならない。〇か✖か?

答・〇

解説 現実的には、結婚したのに別居している夫婦もいるので、法律で決められているのはどうかな? と迷った人も居た筈。

しかし、民法752条に「夫婦は同居し、互いに協力し、扶助しなければならない」と定められています。

従って、法律的には同居しなければ違反になります。

但し、例外もあって、夫婦間の合意がある場合は別居も許されるとの条文もあるのです。

夫婦と言えども、個人的には様々な事情を抱えているので、互いに話し合って、合意で解決してくださいとの配慮でしょうね。

近頃は、結婚と言う形式に縛られるのは嫌! との理由で同棲はするけれど飽きたら分かれるとのドライな男女も増えています。

それでいながら子供を造り、シングル・マザーやファーザーも増えているとの傾向もあります。

親の勝手な都合は仕方無いとして、子供の身になればこんな不幸な事はありません。

結婚とは家庭を作る事。出来れば家族を作る、子孫を残す、これが一般的な考え方でした。

でも、古い仕来たりには従いたくない、という若者は何時の時代でも存在します。

話は戻って、子供を作りながら片親で育てるのは、子供の心情を無視した身勝手な振る舞いと言えます。

本日の裏話は、クイズ問題から年寄りの戯言になってしまいました。反省です。

 

総理大臣は誰に?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、その時の「旬」の話題を問う問題が多くありました。

現代で考えると、自民党の総裁選挙が近いので、世の中の人の興味が盛り上がっています。

自民党の総裁は、そのまま日本の総理大臣になる訳ですから、国会議員に限らず、国民全員の注目を集めています。

昔も、今と同じように総理大臣候補に関する注目が集まった時代があり、その時の問題を振り返って見ましょう。

第8回ですから、昭和58年の問題で、グアムの突撃〇×泥んこクイズでの問題です。

問・かつて佐藤内閣の後継者候補で「三角大福」と呼ばれた四人は、その後全員総理大臣になった。〇か✖か?

答・〇

解説 昭和47年田中角栄、49年三木武夫、51年福田赳夫、54年大平正芳の順で総理大臣になっています。

総理就任の時期は異なりますが、それぞれ派閥の領袖で、数の力で頂点を目指すのは自民党の伝統です。

今回の安倍総理VS石破茂議員の一騎打ち、伝統の数の力か? はたまたアッと驚く番狂わせか?

国民の目が離せない、緊迫の瞬間が近付いています。あす9月20日果たして結果はどうなるのでしょう?

本日の裏話は、自民党総裁選の似たような歴史を振り返って見ました。勝つのはどちら?気になりますねえ。

知っているようで実は知らない話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、知っていそうで実は実態を詳しく知らない問題が時々出て来ます。

その代表的な問題が、第7回のハワイで出されていました。

問・物事は、外見と違う事が多いという意味。「あの声でトカゲ   食うか」といわれる鳥は何?

答・ホトトギス

解説 この言葉は江戸時代の俳人、榎本其角(えのもときかく)江戸時代中期の俳人で芭蕉の高弟。

彼の代表的句として有名で、知っている人は多いので、正解は簡単でした。

問題は、其の後です。

ホトトギスはどんな声で鳴く鳥なの? との問いには夏に「テッペン、カケタカ」と表現される声で鳴くと伝えられています。

この鳴き声までは、比較的知られた知識と言えます。でも、姿は? 大きさは?となると不明な人も多いはずです。

そこで鳥類図鑑に沿って、ホトトギスの全体像をご紹介しましょう。

ホトトギスは東南アジアに生息し、夏になると渡って来るカッコウ科の全長30Cmの鳥です。

意外に大きい鳥なのですね。

トンビの様でトカゲくらい食いそうです。

姿と異なり、古来から文学や伝説に多く登場し、あやめ鳥、橘鳥、時つ鳥、いもせ鳥など多くの異名があります。

夏は全国の山地に棲み、鴬などの巣にチョコレート色の卵を産み抱卵と子育てを仮親に託すというチャッカリ者なのです。

秋には、育った子供を連れて故郷の東南アジアへ帰ってしまう渡り鳥なのですね。

あの声でトカゲ食うかやホトトギス、などと詠われていたので、鴬のような美形の小鳥を想像していた人も居るでしょうね。

実は、私もその様にイメージしていたので、今回の投稿で調べホトトギスの実態を初めて知り驚きました。

本日の裏話は、知っているようで知らない知識の実体験のご紹介した。

クイズ問題の難易度について

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、時代の変化を痛切に感じる問題があります。

即ち、当時は難しい問題だったものが、現代では子供でも知っている常識となり、クイズ問題にはならないものもあります。

その代表的な問題が、第11回の後楽園球場の「チャンピオン・エキビジション」早押しクイズで出されていました。

チャンピオンの戦いですから、当時としては難しい部類の問題でした。

問・コンピュウターのプログラムやデータを引き出すのに必要な合い言葉は何?

答・パスワード

解説 パスワードは言葉に限らず数字・アルファベットなどあらゆる組み合わせとケタ数が設定出来ます。

現代はコンピューター時代で、老若男女を問わずパソコンやスマホを操作します。

尤も、高齢者の中にはアナログ人間も多く、意地でもスマホを避け、ガラ携に拘る人も居ますね。

それにしても、パスワードとの言葉は常識中の常識で、クイズ問題としては超易しい問題と言えます。

クイズは知識を競うゲームなので、クイズ・ファンは或る程度は難しい問題でないと満足しません。

理想的な問題とは、3割の日本人が答えられる程度の難易度だそうです。

つまり「自分は平均以上の知識がある」との満足感が得られるからでしょうね。

クイズ問題には、何時の時代でも不変の知識と、時代によって移り変わる知識があり、この匙加減が難しい処です。

本日の裏話は、クイズ問題の難易度は時代によって変化する、とのクイズ・ファンにとっては常識的なお話でした。

秋の実りの話

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、忘れられた日本語を思い出させる問題がありました。

第4回のイエローストーンで、次のような問題が出されていました。

問・カシ、ナラ、クヌギなどの堅い実のことを何という?

答・どんぐり

解説 どんぐりの事は誰でも知っていますが、改めて問われると「カシの実は何だっけ?」のように各々の実の名前を考えてしまいます。

「どんぐり」が、堅い木の実の総称だったとは、日本語の盲点だったのですね。

どんぐりをテーマにした歌では「どんぐりコロコロ」が多くの子供達に親しまれた童謡です。

また、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」も文学ファンには知られた短編と言えるでしょう。

どんぐりの中には、古来から食用になっていた実もありましたが、渋みが強く現代では人間は食べなくなりました。

とは言え、大戦中や戦後の食糧不足の時代には、様々な工夫で食用にしていた時代もあったのです。

現代は、豚などの動物の餌として使われ、特にイベリコ豚は肉の味が美味になるとして、飼料の主力になっているそうです。

また、自然界では熊がどんぐりを食用とし、不作の年には人里に現れ農作物を荒らしてニュースになっていますね。

堅い木の実でも「栗」や「胡桃」はスウィーツの材料として、どんぐりの仲間でありながら別格の食品になっています。

栗や胡桃も、総称では「どんぐり」だったのですね。

その「どんぐり」の個々を比べると甲乙ハッキリと勝負有りで、栗や胡桃は貴重な食材になっています。

と、なると食用にならない「樫」や「椎の実」とは段違いです。従って「どんぐりの背比べ」とはなりません。

本日の裏話は、日本人なら誰でも知っている「どんぐり」の素性のご紹介でした。