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神の国だよ、政治家センセイ

アメリカ横断ウルトラクイズの問題を読み返すと、世の中の動きが手に取るように読み取れます。

今は、衆議院選挙の真っただ中ですが、選挙となると必ず繰り返される言葉があります。

「党首討論 10月8...」の画像検索結果

第14回のタヒチで、次のような問題が出されました。

問・今年の2月衆議院選挙で良く聞かれた言葉。本来は神への儀式の前に綺麗な水で身体を清め、罪や汚れを払うという意味の言葉は何?

答・禊(みそぎ)

解説 禊は神に対する誓いの言葉です。

本来、日本書紀に在るように、日本は神の国と思っている国民が多数なのも現実です。

その日本の政治家が、神に何度も同じ誓いをするのは不思議だと思いませんか?

数々の疑惑やスキャンダルに巻き込まれても、禊をすれば神に許されるとの厚顔な論理です。

それでも、選挙に勝って再登場した政治家の多い事。神様もさぞ、苦笑いなさっている事でしょう。

人の噂も75日、時が過ぎれば選挙民も忘れてくれる、と多寡を括っているのかも知れません。

この図々しさ、押しの強さ、嫌な思い出は即忘れてしまう政治家センセイの条件かも知れません。

でも、執念深く忘れない人も結構いるのですよ。結果はどう出るか? 開票日までの愉しみ。庶民のね……。

 

米国でノーベル賞を受けた大統領

アメリカ横断ウルトラクイズの問題を読み返すと、懐かしい問題を思い出します。

今月はノーベル賞の発表が有ったので、アメリカ大統領とノーベル賞受賞者の事を思い出しました。

ウルトラクイズでは、ワシントンDCへ四回も行っているので、大統領の受賞者を問題にした事があります。

当時の大統領で受賞者の正解は3人でした。

時代は変わって現代は4人に増えています。そう、オバマ大統領が新たに加わりました。

ノーベル賞メダルを見るオバマ大統領

近頃の新しいクイズ番組、2番組で全く文章も変わらず「アメリカ大統領でノーベル賞受賞者は何人?」との問題がありました。

因みに、アメリカ大統領とノーベル賞に関しては、以下の事実が有ります。

最初の受賞者は42歳で大統領になったセオドア・ルーズベルト。日露戦争を回避させた功績で平和賞受賞。

2番目の受賞者はウイルソン大統領で1919年。国際連盟設立を主導、しかしアメリカ議会が反対しアメリカは加盟できなかったとの矛盾が生じている。

とは言え、現役の大統領としては世界平和に貢献した事で平和賞の受賞者である。

3番目の大統領は、ジミー・カーターで彼は現役を退いた21年後の2,002年に受賞。

ジミー・カーター

理由は、国際紛争を平和的解決に尽力、その授賞式での名演説が世界を感動させ、史上最強の元大統領と評されています。

4番目の元大統領は、記憶に新しいバラク・オバマ。受賞理由は核なき世界を目指す理念に期待感、平和賞でした。

纏めるとアメリカ大統領の受賞者は現役中2名。退役後が2名、いずれもノーベル平和賞でした。

アメリカ大統領とノーベル賞に関しては、これだけの情報が公開されているのですから、問題文には工夫が欲しいと感じたクイズ・マニアは多かったでしょうね。

中には4人と答えたのに、名前を聞かれ間違えた最強の芸能人と呼ばれた人もいました。

少なくともクイズ好きであれば、誰がどんな功績でノーベル賞を受けたのか? その位は調べた事でしょう。

ウルトラクイズでは、単に受賞者は何人? のように学校の試験的な問題は少なかった筈です。

若しあったとすれば、勘違い、記憶違いになり易い事象で、知識の奥深さを測るための問題はありました。

クイズ愛好者として、知って面白い発見がある問題を創って欲しいものです。無いものねだりかな?

 

温泉が恋しい季節です

アメリカ横断ウルトラクイズの問題を振り返って見直すと、世の中の移り変わりが見えてきます。

例えば、日本人が昔から大好きだった温泉地。

疲れた時には温泉地で身体を癒す、病気になったら温泉地で療養をする、贅沢な保養地とも言えます。

全国的に見て、温泉地の多いのは一体どこの県なのでしょう?

第11回で、こうした疑問をズバリ問うクイズ問題が出されていました。

アメリカ本土入国・最初の地、ロサンゼルスでの問題でした。

問・日本で温泉地の数が一番多い都道府県は?

答・北海道

解説 環境省の定義によると、温泉地とは温泉の湧き出す地ではなく、宿泊設備のある場所を指すそうです。

温泉旅館、又は施設の在る村なり、街を温泉地と呼ぶように決められているのですね。

約30年前の順位は、1位が北海道で192個所、以下長野、青森が続いていました。

「日本の温泉地一...」の画像検索結果

現代はと言えば、青森県が4位に後退、新潟県が3位に上がっています。

温泉地の数は、北海道が254と62も増え、断トツの第1位の座を守っています。

とは言え、現代では温泉地の人気も、一言で評価する事は出来ない時代になりました。

SNSの進歩で、温泉体験者の意見が細分化され、日本の四季が楽しめる、グルメが楽しめる等、それぞれの好みでランキングが発表されています。

と、なると個人の好みで宿泊先を選ぶのが最良で、情報を細かくチェックする能力に掛かってきます。

世の中の変化は何時の時代にもありますが、21世紀になってからは、変化が格段に早まっていますね。

その様に感じるのは、年老いた証拠だそうです。年寄りの冷や水ですかねえ。反省!

 

 

 

 

うなぎの謎も昔の話

アメリカ横断ウルトラクイズの問題には、社会生活に関連する知識が多く含まれていました。

それも時代によって変化する知識と不変の知識が混在していて、その辺の勘違いを狙った問題もありました。

第6回のサイパンで、典型的な不変の問題が出されていました。

問・川で生まれ海へ下り、また川に戻って来るのは鮭。では、海で生まれ川を登り、また海に戻る魚とは?

答・うなぎ

解説 うなぎの産卵地は、永い事謎とされていました。

しかし、何時の頃からかフィリピン東方の海域との説が出て、それが定説のようになっていたのです。

しかし、2,006年日本の研究チームがグアム島やマリアナ諸島の海域との調査結果を出したのです。

「土用の丑の日、...」の画像検索結果

更に、2,008年政府系の研究チームが水深100m~150m海域で産卵前後のうなぎを捕獲。

うなぎの産卵から成長の過程が科学的に証明されたのです。即ち、現代ではうなぎの謎は過去の話なのです。

うなぎは、昔から日本人が大好きで、特に「精が付く」と信じられていた貴重な魚です。

今では幼魚を捕獲、人工的に養殖する養殖ウナギが主流ですが、でも、天然うなぎが食べたいとの声も高まっています。

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代に根付いたそうですが、きっかけは平賀源内だそうです。

知り合いの鰻屋が不況で相談したところ、看板の横に本日土用・うなぎの日との張り紙を出しました。

当時有名な医者が言うのだから、きっと身体に良いはずだ、と勝手に理解したのでしょう。

うなぎにはこんなエピソードが有った、本日はこうした雑学もクイズに勝ち抜く知識としてご紹介しました。

 

フランス料理の常識

アメリカ横断ウルトラクイズの問題は、あらゆる分野から常識的な知識を試す視点で創られていました。

永い事、日本ではグルメブームが続いており、グルメに関する知識は世の中に浸透しています。

とは言え、世界的な水準に合わせると、中には盲点になっている事象もあるような気がします。

我々は、そうした盲点を探して面白そうな情報をクイズ問題に仕上げていました。

第9回は今から30数年前ですが、決勝の地をニューヨークからパリへ移して行われた回でした。

パリと言えば、フランス料理の本場なので料理に関する問題も創られました。

決勝戦で出された、料理の面白い基本的な問題が次の設問です。

問・蛙。フランス料理に登場する時は、魚料理、肉料理さあ、どっち?

答・魚料理

解説 魚も蛙も水の中で生存しています。フランス人はこれを魚の仲間と感じているようですね。

「殿様蛙」の画像検索結果

フランス人が食べるのはウシ蛙で、主に油で揚げて、様々なネーミングで料理となっています。

日本でも昔から、ガマ蛙を食べる習慣が有り、特に戦後の食糧難時代には「食用蛙」と呼ばれ重要な蛋白源だった事もあります。

多分、肉料理のつもりで、焼いたり煮たりして、食べていたという話を聞いた事があります。

話はフランス料理に戻りますが、レストランのメニューでは「魚料理」「肉料理」「パスタ」のように分類されています。

とはいえ、カエルの姿をそのまま出す訳ではなく、それぞれ工夫を凝らして美味に仕上げているのは当然です。

食べ終わるまで、カエルの肉とは気が付かない旅行者も多いようで、メニューの段階で確認しましょう。

世界中、旅先では思わぬ料理がありますから、材料の確認だけは怠らないでくださいね。余計な心配でした。