アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ問題を作ってくれたクイズ作家に、私はクイズの作り方を良く説明していました。
その中で、毎年決まって話すのは、面白い問題の作り方でした。
一口に面白い問題と言っても、書物の中に面白い問題はそうそう転がっている訳では有りません。
一番手早く面白い問題を作るのは、自分が普段感じている事柄の中から、答えを調べる方法でしょうね。
例えば我々は寒い冬に良く「霜焼け」になるけれど、寒い地方に棲んでいる動物はどうなのだろう? という疑問を持った人がいました。
それが「南極に棲むペンギンもシモヤケになる」 ○か×か というウルトラクイズ問題史上に残るような名作を作ったのです。
街を歩いている時でも、建物や看板、商店などの中にも、
「クイズのヒントが転がっているのだ」
という話をした翌週に出来上がった問題がありました。
それは第11回のデビルスタワーで出題されました。
問・
浅草・赤坂・青山。ローマ字で書くと、逆から読んでも同じ読みになるのは?