アメリカ横断ウルトラクイズでクイズ問題を作っていた時代に、鉄道分野というジャンルがありました。
鉄道には大人から子供まで、鉄道大好き人間が多いので、時々鉄道関係の問題を出題していました。
この鉄道好きの皆さんは、ウルトラのあった時代に比べると、益々増えている傾向で、列車の乗るのが大好きな「乗り鉄」とか、写真やビデオに収めるのが趣味の「撮り鉄」と言ったように細分化され、マニアの人口は増えているそうです。
野村総研のオタク市場予測チームによると、鉄道ファンは3万~5万人で、市場規模は40億円と推定されています。
趣味の分野に注ぎ込む金額は異なりますが、大変な市場なのは間違いありません。
お蔭で彼らをターゲットにした「鉄道ファン」という雑誌まで誕生している盛況ぶりです。

ニュースでも、鉄道関係の話題が取り上げられると、必ず彼らが全国から集まって来るのでその存在はご存知の方も多いと思います。
ウルトラ・クイズでは時々鉄道の問題が出題されていますが、最も古典的な問題は明治5年に、新橋~横浜の間で鉄道が開通したという問題でしょうね。
同じような視点ですが、世界で初めて鉄道が開通した場所を問題にした事がありました。
鉄道ファンなら当然正解できる問題でしょうが、挑戦者の中にその様な人が居るとは限りません。
これは第9回のロンドンで、イギリスのご当地問題として出題されました。
問・
1830年に世界最初の鉄道が開通した区間は、マンチェスターと何処?
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