アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返って見ると、時代の移り変わりが良く反映されています。
クイズ問題は時代の鏡、という基本方針があったので、常にその時代の出来事をクイズ問題に仕上げていた結果時代を反映させていたのですね。
でも、知識の中には当然の事、いつの時代にも通用する問題も沢山含まれています。
例えば、いつの時代にも女性は「玉の輿に乗りたい」という気持ちがあるようです。
その証拠に、女性が玉の輿に乗るストーリーは小説、ドラマ、映画などでヒット作品となり、支えているのは若い女性たちというデーターがあります。
女性週刊誌を見ても、女子アナや若いタレントが、有名スポーツ選手や青年実業家との「結婚の噂」には人気があるようで、良く記事になっています。
第7回のハワイで、超易しい問題として次のようなクイズが出題されました。
問・玉の輿にのる事の例えにされる童話の主人公は誰?
答・シンデレラ
解説 貧乏で苦労していた女の子が、王子様と結ばれて大出世する「シンデレラ物語」は子供でも知っているお話です。
ここでのクイズ形式は、自分で答えられない場合は相手に回答権を譲っても良い(裏切り行為)有の団体戦。
易しい問題と、超難問が入り混じって出題される形式で、シンデレラは超易しい問題として出題されました。
クイズには、ただ正解をするだけでなく、駆け引きでゲームを盛りたてる団体戦も含まれていたので、その辺がウルトラクイズの特徴でした。
そうです。
知力、体力、時の運、3拍子揃った人に勝利の女神さまは微笑んだのでした。