アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は一般常識+常識を覆す面白い情報の二通りが混在していました。
「常識問題だ」と油断していると、実は落とし穴であったり、その逆もあるので正否を見極める事が重要です。
そんな誰でもが迷いそうな問題こそ、正解を聞いて「ええっ!」と驚く面白い事実が潜んでいるのです。
本日は、そのような落とし穴的な問題と、知って得をする事実をご紹介しましょう。
第9回のグアムで行われた、突撃〇×泥んこクイズで次の問題がありました。
問・高山植物とは、海抜1,500m以上の高地にはえている植物である。〇か✖か?
答・✖
解説 この問題で、誰でもが最初に考えるのは高山とは? の疑問でしょうね。
1,500m以上が高山の定義ならば〇と答えるでしょうし、それよりも高いとすれば✖を選ぶ事になるでしょう。
実は高山とは、高い山という意味で〇m以上が高山との定義は無いのです。
従って、高い山に生えている植物との意味で、高山植物は海抜には関係ありません。
現実に北海道の海岸線で、海抜0mに近い平地でも高山植物が見られる草原があるのです。
高山植物とは、森林が成立できない限界線以上に生育する植物の総称で、小形の多年草や低木が多いのだそうです。
即ち、高山植物は高山に生えている場合が多い。でも、気温が低く条件が揃えば、海に近い低地でも見られるとの事です。
本日の裏話は、常識には盲点があり、その盲点こそが面白い情報になるとのご紹介でした。
動物も植物も、地球上で生きるためには自然環境に合わせなければ生きられません。
その点人間は、自然環境とは関係なく何処でも生きていけます。でも大切な自然環境を破壊するのですから困ったものですね~。