アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、言葉の大枠、更に「日本語」の語源や方言、言葉の意味などの問題が在りました。
その多くは、義務業育で勉強した事であり、日本人の基礎知識ともいえる易しい問題の中に含まれていました。
この種の問題は、チームで競うクイズ形式で使われる事が多く、早さが勝負の決め手になります。
第9回のヨセミテで行われた「岩にしみいる大声クイズ」で次の問題が出されました。
問・「一挙両得」を石と鳥を使って言いかえると?
答・一石二鳥
解説 一つの石を投げて二羽の鳥を同時に打ち落とすとの意味で名人や達人の域に達する時に使われる言葉です。
言い換えれば、一つの行動によって二つの利益を収めるわけで、ビジネス界でも能力のある人物を評する時にも使えます。
日本語は単語だけでなく、石と鳥の二つの単語を合わせて、別の意味を持たせる「言葉」になるので奥が深いとも言えますね。
外国語でも、同じように単語の組み合わせで別の意味を持つ言葉も数多くあるでしょう。
だから、世界でも共通の問題ですが、外国語を学ぶのは大変な努力が必要なのでしょう。
今度の東京オリンピックでは、開催日が未だに決まりませんが、外国人が多数来日する事だけは決まっています。
という事は、街の中で外国人と話をする機会も増えますので、逃げ越しにならず、手振りと知っている単語を駆使し話ましょう。
相手も日本語が喋れないのに話かけて来る。こちらも話せないので立場は五分と五分、勇気を持ってお相手をしましょう。
海外旅行の体験者は経験済でしょうが、外国で異国の人との会話は愉しい思い出になっているはずです。
本日の裏話は、単語の組み合わせで出来る言葉のクイズ問題から外人観光客との積極的な会話を持とうとの提案でした。
それにしてもコロナウイルスってしぶとい奴ですね~。世界中が戦争状態で歴史上類を見ない恐怖の細菌爆弾のようですね。