魚の好み、今昔物語

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人として当然知っているべき一般常識が基本問題でした。

一般常識は日本人の半分以上、約7割の人達が知っている問題と我々は考えて、問題の仕分けをしていたのです。

従って、挑戦者の皆さんは全員が競って早押しボタンを押すのが通例でした。

そんな易しい一般常識の典型的な問題が、第16回のグアム・空席待ち早押しクイズで出されていました。

問・川柳で「かかあ たんすの かぎをあけ」といえば、買おうとしている魚は何?

答・初かつお(かつおでも可)

解説 江戸っ子は見栄っぱりが自慢。そんな人たちに人気が一番だったのが5月頃に旬を迎える「初かつお」でした。

へそくりや着物を質に入れても、お金を作り「初かつお」は買う価値があると思われていたのです。

そんな江戸っ子の気持ちをからかって「初かつお、かかあたんすの、かぎをあけ」と川柳に歌われていたのです。

江戸っ子の昔の生活や習慣が、手に取るように解る典型的な川柳と言えるでしょうね。

季節も丁度、四月~五月にかける今頃のお話なので、ご紹介しました。

当時の日本では、初かつおが人気という点では一番でしたが、地方によってはぶぐ、さば、鯛など名産の地もあった事でしょう。

何れにしても、日本は周囲を海に囲まれた島国ですから、昔から魚が食卓を飾る重要な食品だった事は確かですね。

海から遠い山国では、魚を運ぶ街道が各地にあって、それなりの歴史的な役割を果たしていたようです。

本日の裏話は、日本人の食卓を飾る「魚」についての蘊蓄をご紹介しました。

現代は漁業も日本近海に限らず、世界中の海へ出かけて漁をするので海産物の種類も増え、昔とは事情も大きく変わりました。

それにしても、サンマや鰊(にしん)のように季節が旬の魚が減ってしまい、高値になったのは困りものですね。

今年の秋こそサンマの匂いが近所に漂い、我が家の食卓を飾って呉れないかなぁ。その頃はコロナ騒動も消えて欲しいで~す。

 

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