インディアン嘘つかない?~その1

「インディアン嘘つかなーい」
というのは、西部劇では悪い白人に騙される、人の善い素朴な彼らの決まり文句でした。

最近はアメリカ映画の西部劇というものにあまりお目にかかりません。

日本のチャンバラ映画と同じで、その昔はカウボーイが活躍する西部劇大流行しました。
西部劇の大スター、ジョン・ウェインカーク・ダグラスが馬にまたがり、西部の荒野走り回る
老いも若きも、男も女もみんな揃って胸を躍らせたものでした。
ジョン・フォード監督の名作「駅馬車」

ジョン・フォード監督_駅馬車


「荒野の決闘」

荒野の決闘

の舞台となればご存知、
モニュメントバレー。↓

モニュメントバレー

メサと呼ばれる、赤土色の台地が幾つも立ち並ぶ奇景アメリカ西部でしか見られません。

↓メサ

メサ_侵食によって形成されたテーブル状の台地

西部劇で欠かせないのは、インディアン白人との戦いです。

丘の上にインディアンの大群が馬にまたがって待ち伏せをする、
と遥か彼方の山の向こうで攻撃の合図の狼煙(のろし)が上がる、
というのが西部劇のお決まりのパターンです。

ウルトラクイズモニュメントバレークイズを行った時のエピソードです。

ここは西部劇舞台ということで、現地のインディアンの子孫の方たちを何人かゲストとして招きました。
彼らは裸馬ではなく、ジープに乗ってジーパンTシャツ姿でやってきました。
そこで、ご先祖様たちと同じような扮装をしてもらいました。

ナバホ族

彼らには西部劇と同じように、クイズ開始の合図として狼煙を上げてもらおうとしたのです。

ところが狼煙は知っているが
「どうやって上げるの?」
と上げ方を知らないというのです。

そこで、スタッフが枯れ草を集めてきて、これに火を点け、その上から毛布を被せて煙を溜めこみ、頃合を見て毛布を外すと煙が大空へ向かって高々と昇っていきました。

それを見たインディアンの子孫たちは、
「スゲーッ!カッコいい。インディアン嘘つかなーい」
大喜び

狼煙の上げ方を、本場のインディアンに教えるというめったに出来ない経験をしたのでした。

↓狼煙を上げるインディアン

狼煙を上げるインディアン

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