アメリカ横断ウルトラクイズでは、毎回罰ゲームが話題になり、我々も常にどのような罰ゲームが出来るのか、頭を悩ましていました。
第9回でヨセミテ国立公園に行った時のお話です。
この絶壁は、高さが1,100メートルという、世界でも珍しい一枚岩なのだそうです。
雄大な大自然の中で、思い切り大声を張上げたらさぞやすっきりする事だろう、とこの地では大声クイズをする事に決まりました。
クイズ会場が決まれば、次は罰ゲーム案の検討ということになります。
アイディアとして一番多かったのは、ロッククライミングを体験させるというものでした。
というのは、このエル・キャピタンはシーズンともなると、毎日ロッククライミングをする人達が訪れ、多い時には同時に数十人が登頂に挑戦しているという情報がありました。
世界のより難しい山のクライミングに向けた、格好の練習場所になっていたのですね。
とはいえ、
「素人に挑戦させるなどは、もっての他」
という専門家の声があり、この案は却下されてしまったのです。
(当然といえば当然の判断です)
「素人に挑戦させるなどは、もっての他」
という専門家の声があり、この案は却下されてしまったのです。
(当然といえば当然の判断です)
結局この地で敗れた敗者の2人には、大声が出し切れていなかったという理由で、声の出し方を根本的に訓練する場を与えようと言う事になりました。
負けたのは大声が出せなかった、男女の2人さん。
彼らに与えられたのは、何と森林を走るSL列車の人間汽笛になってもらおうという罰ゲームでした。
SL列車の最前部にしっかりと縛られて固定され、機関手の小父さんの合図でピーポー、ピーポーと大声を張上げて、障害物に知らせなければならないという情けない訓練です。
この声を聞いていたのは、狸や狐、熊など森に棲む動物達だけだったようです。
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>復活希望さん
コメント有難うございました。
あなたのような熱心なウルトラ・ファンが居た事はありがたいことです。
でも、時代が変わって、ウルトラクイズが復活する事は、不可能といって良いと思います。
今の日本テレビには、ウルトラクイズに関わった実力者が全く残っていませんので、そのような話しは実現出来ないでしょう。
残念ながら、テレビ番組の歴史の中に、飲み込まれて、やがて忘れられていく運命かも知れません。
関係者としては淋しい話しですが、テレビのヒット番組はみな同じような運命をたどるのでしょうね。
せめて思い出をもう少し書きますので、お付き合い下さい。
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>makotong1712さん
コメント有難うございました。
ウルトラクイズの本を16冊お持ちだそうで、有難うございました。
実はあの本の作者は私なのです。
番組の記録として、日本テレビ出版から出したものですが、忘れていた事を思い出す、良い資料になっています。
今後ともブログを宜しくお願いします。
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これって「アメリカ横断ウルトラクイズ⑨」の本に載っていますよね?
実はウルトラクイズの本16冊全て所持しているものでして。
それにしてもヨセミテでの罰ゲーム、最初は「ロッククライミング体験」だったとは。
自分は「やれ」と言われても出来ません。
(高所恐怖症なんです)
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突然の書き込み失礼いたします。
先日、動画で『第12回(1988年)フェゴ島での最南端で災難クイズ』を見ました。
あの大江さんの勝ったけど涙している姿が印象的でしたね。
今思うと、あの時の涙がよく分かります。福留さんは怒っていたけど…
ちなみ大江さん、部署は全く違いますが、うちの会社で元気に働いていますよ。
私はこの番組が大好きでした。
大学生になったら出るぞ! と思っていましたが、終わってしまい本当に残念です。
復活した時に参加する夢を果す事が出来ました。
また復活してほしいです。
長文失礼いたしました。