在米日本人のお話

メリカ横断ウルトラ・クイズで、我々がアメリカを訪れていたのは70年代の後半から90年代にかけてでした。
最初の頃は、アメリカ旅行をする日本人もまだ少ない時代でしたが、途中から急激に増えてきました。
最初は、アメリカでロケをしていても、見物のお客さんに日本人は居ませんでしたが、10年を過ぎた頃から、パラパラと日本人の見物客が顔を見せるようになりました。
中にはアメリカに住んでいる方が、我々ロケ隊の動きを知っていて、見学に来る等という事もありました。
今の時代なら、インターネットで情報が飛び交っているので、何も不思議ではありませんが、当時我々は何処からそのような情報を入手するのか不思議でなりませんでした。

る時、アメリカ在住の日本人がどの位の数居るのか調べた事があります。
当時の情報では相当数いて、例えばニューヨークでは、日本人が一寸した社会現象を起こしていました。
それは「ニューヨークにオリエント急行が走る」という記事でした。

オリエント急行

これはクイズ問題になるか? とよくよく読んでみると、日本人の働きバチぶりを皮肉った記事で、アメリカ人は残業というものをあまりしません。
だからニューヨークの地下鉄も、マンハッタンのビジネス街から郊外へ向かう電車は、PM5:00~6:00頃がラッシュ・アワーとなります。

れに対して、勤勉な日本人は残業をするので、7時頃まで働くらしいのです。
となると、8時頃から郊外へ向かう電車に乗るわけですね。
そのため8時過ぎの郊外へ向かう電車は日本人のビジネスマンで混雑する、従ってこれはオリエント急行だ、と記事はまとめていました。

満員電車

折角面白そうな見出しでしたが、これではクイズ問題は出来そうも有りません。

ウルトラクイズではご存知のように、ロケ地では必ずご当地問題というのを出題していました。そのため、こうした情報を集めていましたが、これもご紹介したお話のように、クイズのネタとしては空振りが多かったのです。
1問作るのにも、このような裏の努力がある、という裏話でした。

「在米日本人のお話」への6件のフィードバック

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    >まささん
    有難うございます。ご当地問題は普通の話題にはならない場所が多かったですから、後のニュースなどで見ると、懐かしさが有りますね。

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    ご当地問題はかかせませんからね。
    今の時代ならインターネットで事前に調べられるんでしょうが、当時はガイドブックや新聞がメインなんでしょうね。
    ウルトラのご当地問題で出た問題が何年後かに世界のニュース映像などで見ると、ウルトラで出てきたなーとか、得した気分になってる自分がいます。

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    >マル51さん
    熱いですね。ご質問にお答えします。
    ウルトラクイズの場合は、ストレートに地名を答えにするようなことはないでしょう。
    例えば振りの言葉に使うなど。
    問・熱いぞ熊谷で有名な熊谷市の地名の元になった武将は誰?
    答・熊谷次郎直実。
    この様な調子でしょうね。

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    >月舟さん
    アメリカ人のスタッフもいましたが、彼女達は我々も及ばないほど働き、不満も口にしませんでした。郷にいては郷に従えの精神でしょうね。コーディネーターの皆さんです。

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    記事と一切関係ないですが、
    たった今、高知県の四万十市が41℃と国内観測史上最高記録を更新しました。
    ついこの間、熊谷市と多治見市が話題になったばかりだし、それ以前は山形市と、20年前のクイズ本に載っていましたが…。
    間違いなく、各局のクイズ番組は、すぐにでも出題するでしょう。
    でも、ウルトラクイズの場合、普通には出題しないでしょうから、この話題をどういったクイズにするのか、例題があれば教えてください!

  6. SECRET: 0
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    日本人のサガは何処へ行っても変わらないのですね。
    仕事の内容はかなり違いますが、ウルトラスタッフも朝から晩まで働いて、でも本人たちは満足そう。そんな姿はアメリカ人の目にはどう映るのでしょうね。やっぱり『クレイジー』?

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