アメリカ横断ウルトラクイズは沢山の方々が参加した番組だったので、今だから知りたい疑問もいろいろあると思います。
その様な中で、ウルトラ・ファンの中でささやかれていた噂が有ります。
最近もコメントで戴きましたので、お答えしたいと思います。
それは、機内ペーパー・クイズの答えの配列に関してでした。
第2回のクイズ王 ?氏が発見したとの事で、答の配列が第1回の時は20問毎に同じ配列になっていた。
2回目以降は40問毎に同じ配列だったというのです。
これは、採点をしやすいように、その様な配列だったのか? と、いう質問でした。
今の私には真相は解りませんが、結果的に考えれば、その様な意見を否定できないと思います。
何故なら、あの時代は全てアナログの手作業だったから、短い時間に、少ないスタッフが効率よく採点しなければなりません。
採点のやり方は、回答用紙の上に、カラーのプラスチック板を重ね、その板に正解の番号の位置に窓が開けられていました。
つまり、その窓から1、2、3、の数字が覗けるようになっていて、正解の場合だけ数字にマーカーで、色が塗られているという方式です。
これなら、色の塗られた数を数える事で点数が判明します。
本来なら、800問分のカラーのプラスチック板を用意するべきでしょうが、それを省略し同じ採点板を流用する事も可能でしょうね。
もし、その様に仮定すれば、第1回の時は20問毎に同じ配列で使いまわしが可能だったという事です。
2回目以降は40問毎に同じ配列、とのご指摘なので、そうだったのかなあ、という感想しか言えません。
これは当時の担当者が、知恵を絞って、考えた効率的な作業だったと思いますので、現在の私がそれを非難する気持ちは毛頭有りません。
何故なら、例え正解が一定の法則で同じ配列だったとしても、この事が、挑戦者に不公平な結果を与えるとも考えられませんからね。
そのような事より、挑戦者にしてみれば目の前の問題に集中し、正解の配列を気にするような余裕は無かったはずです。
だから良かったのだ、と居直っている訳ではありません。
番組を細かく分析すれば、スタッフの細かい仕掛けが見えて来るでしょうが、このご指摘もそのような類の1つと推察します。
ただ、反省点として20問とか40問で、同じ配列の繰り返しというのは、ちょっと雑というか、手抜きな感は免れないでしょうね。
多分、その後の会議でも議題に上がり、徐々に改良されて行ったのだと思います。
何となく、マジックのネタを見抜かれたようで、お恥ずかしいお話ですが、これも初期の頃の経験不足の失敗と笑ってお許し頂きたいです。
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>塚本さん
蛍光ペンは書き直し防止と採点が遣り易いのが理由です。消しゴムが機内を汚すのは確かにいけませんが、それも防止できましたね。
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以前にもコメントしましたが、鉛筆&消しゴムではなくて蛍光ペンを利用していたのは、誤答時の書き直し防止(実際にはそんな時間の余裕はなくて、1問でも先に進むべきなのかもしれませんが)と、機内に消しゴムのカスを落とさないためでしょうか?
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>まんねん♂さん
頭の良い人はいるもので、スタッフとは常に攻防戦ですね。番組作りとはその様なものの積み重ねです。
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>第2回クイズ王さん
あなたの攻略法は凄いですね。番組的にはそれも実力の内と言えるでしょう。そんな人と戦ったのだから第2回の挑戦者は大変だったと思います。
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>まささん
大多数の挑戦者は余計な事は考える暇は無かったでしょう。今世紀最大、は資料が全く残っていないので、お答えができません。ご勘弁を!
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>茨城のどうでしょうふぁんさん
今の時代ならIパットで簡単にこなすでしょう。
予算の心配なんて全くしないでアイディアを実現させた番組でしたから。夢のような番組でした。
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>城明日華@TeNYさん
分かれた運命でブーブー文句。そんな気分でしょうね。
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>マル51さん
我々は出発前に採点のリハーサルを入念にやっていました。ズルは必ずいますので、厳しく判定しました。マークが偶然はみ出したように装って、2つの答えにマークを書くなど幼稚な手法が有りましたが、勿論得点にはなりません。
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>月舟さん
クイズであれ、受験であれ戦いには攻略法が付き物です。特にクイズ研究会は熱心に研究していたらしく我々との攻防戦だったのかも知れません。どこにでも頭の良い方がいるので、感心してしまいます。
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>マル51さん
機内での採点は、ロケの中でもスタッフ全員が緊張する場面でした。時間との勝負ですからね。
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見つけられた方の洞察力の鋭さに感服致しますが、今となっては当時のスタッフの皆さんの「苦労を軽減する為の1つの手法だった」と微笑ましく感じます。
確かにいつかの映像で採点シーンを見た覚えがありますので知ってましたが、法則めいたものまでは見ていませんでした。
しかし、それもあくまで「より公正なもの」を維持するためのものだった…ですよね(^^)
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これは第4回で実際にやった方法です。1~3回の採点シーンのビデオや、第2回で自分が機内クイズをやった経験から、正解番号部分に穴のあいた下敷き状のものを使っているのはわかりましたので、あの下敷きを何枚も用意しているのか、考えました。
全ページ分じゃないでしょう。
そこで問題集から2~3回の回答を書き出してみたところ周期性が発見できたので、第4回に進出できたときに賭けのつもりで試してみました。
まず問題用紙にページ番号を振って偶数奇数ページがわかるようにします。次に奇数ページで完璧に答えがわかる問題をやってみて、次の奇数ページの同じ行の問題をやってみます。これも完璧に答えが分かれば、その番号が正解か元に戻って確認します。すると同じ番号が正解。
こうすることで、奇数と偶数ページごとの正解が一致することを確認して、あとは問題を読まずに書き写すだけでした。つまり下敷きは2枚、あるいは1枚の裏表だったのです。
しかし正解番号の塗りミスもあって間違いもありましたが、福留さんが9割の正解~と言ったのは、実際はもっとできていたはずです。
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クイズに挑戦している最中にはまず気付かないと思いますし、そういう法則を見破る余裕はないと思います。
空港に到着するまでに合否まで決めなくてはならないですしね。
今世紀最後の大会での漢字のクイズは3択より採点が面倒な気がしますが、如何でしたでしょうか?
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三択ペーパークイズがあったとしたら……一瞬,マークシートを連想しましたが,読み取り装置の大きさや回答のマークに時間がかかりそうなので,結局は従来の穴開け下敷きによる採点方式をとったんじゃないかなと思います。…それとも,アイパッド等の端末を使ったタッチパネル式?費用がかかりすぎますね。失礼しました。
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ブーブーゲートで運命が別れる
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素朴な質問です。
16年もやっていれば誰かいたでしょうが、事前に厳重注意していても、一問に複数の選択肢をマークする不正も、即座に見抜いていたのですか?
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番組で定番のクイズ形式ができれば、それの攻略法を編み出そうと考えるのは当然のことですよね。
このペーパークイズ攻略法の凄いところは採点しているシーンを見て発想を得た所です。
大声クイズのコツやバラマキクイズやジョギングクイズのような体力クイズのペース配分はこうする、などの攻略法とは次元が違います。よく気がついたと感心します。
どんなシーンがヒントになるか分からないなんて、ファンの目は恐ろしいですね。
クイズが始まる前からスタッフと挑戦者の知恵比べはすでに始まっているんですね(笑)
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放送でも採点の様子が流れてましたが、機内ペーパーQは前・後半に分けて行い、後半中に前半の採点を、昼食中に後半の採点をしていたのですね。
時には福留さんも採点したと言われてますが、50名以上の合否を短時間・少人数で決める訳ですから、どんな理由であれミスは許されないないので大変でしたね。