アメリカ横断ウルトラ・クイズは、大勢の中から1人のチャンピオンが生まれるまで、クイズで戦う番組でした。
みんなで一緒に海外旅行をしながら、クイズを行っていたので、挑戦者がお互いに仲間意識を持つのは自然の流れでしょう。
とはいえ仲良しグループになってしまっては、真剣勝負に身が入らないという心配も有りました。
これを防ぐ目的で、時々意地の悪いクイズ形式を考え、仲良しグループを混乱させていました。
その典型的なクイズが、最初に行われたのは第5回の第7チェックポイントのアカプルコでの事でした。
アカプルコは世界でも有数のリゾート地です。
照り付ける太陽、きらきら輝く海、情熱の国ならではの絶好の雰囲気で、挑戦者達も楽しい旅行気分に浸っていました。
ところが、ここで発表されたクイズ形式は挑戦者のお友達気分をブッ飛ばすほど、ショッキングな方法だったのです。
強い人が弱いと思う人を指名したり、弱い人が強い人を避けて、自分と同格の弱い人を指名する、所謂ドラフト・クイズです。
アカ組、プルコ組にそれぞれ6名づつに分かれ、(あらかじめ席順は抽選で決めておく)アカ組のトップバッターから、クイズ席に着く。その人が弱いと思えば、対するプルコ組は手を挙げてクイズに対戦する。
手を挙げた人が複数の場合は、逆指名して弱いと思う人を対戦相手に選んで、1対1の早押し勝負をして、勝った方がポイントを重ね、勝ち抜けるというルール。
つまり、仲間に弱いと思われた人は情け容赦なく、何度でも指名され、ぼこぼこにサンドバック状態になってしまう。
指名された方は、何度もチャンスがありながら、勝てないわけで理屈では12人の中で、一番クイズが弱い人とレッテルを張られる事になります。
何とも情け容赦のない非情な形式でした。
こんな形式を考える、やっぱり当時の構成者は、怖い人達だったのです。
イヒヒヒ…
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>マル51さん
実力者ほど敬遠される、この方式は結構評判が良くて、手を変え品を変え、何度も繰り返された嫌味な方式でした。
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>たらcさん
また、時々はブログを見に来てください。
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アカプルコでのドラフトQを踏襲した意味では、14回・タヒチのカヌー対決Qと直後に行われたゲリラQがそうですね。
カヌー対決Qでは、対戦相手を挑戦者同士で決めていた所が共通してますし、ゲリラQは負け残りがコイツには勝てそうと思う人を指名する形式なので、実力者ほど敬遠され続けられる意地悪な所も受け継いでましたね。
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いきなり失礼します!気になるブログだったので記事拝見しました(*´ェ`*)私もブログを書いているので、勉強になります★では、またヽ(^。^)ノ
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>ゆうきさん
知力、体力、時の運は、誰でも勝つ事が出来る番組を象徴する言葉として、考えたキャッチコピーです。敗者予想に上がった人が勝って行く、これも番組構成のテクニックなのです。
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>倉敷BOYさん
非情と思える事を時々行う、スタッフも非情な奴らだ、という非難も覚悟で実行したのが人気の基になっていたのですから、テレビも賭けみたいなものですね。
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>マル51さん
その様な不安を持たせるのも罰ゲームの要素でした。実際は空の荷物で負担は減らして撮影していたと思います。ご安心を!
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>まささん
さあ?、今の時代この復刻盤は企画が通らないと思いますよ。死んだ子の年を数えるように、むなしい希望のような気がします。
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>まんねん♂さん
人の縁ほど面白い物は有りません。ウルトラのような番組で出会ったクイズ好きのお二人が一緒になるのは、無理のない縁のような気がします。沢山いるのでしょうね、その様な人が。
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この形式、最初から立て続けに指名の餌食になっていたら最後のほうは早押しハットを見ただけでビビるほどのトラウマになりそうな形式だな…と思いながら見てました。
しかし、幾度も指名された挙句ラス抜けした方が、次のクイズでは並み居る強豪を抑えて1抜けするんですから、げにクイズは奥が深いです。
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ウルトラクイズのチェックポイントは、時には特定の人が不利になるクイズ形式もありましたね。
第12回・12CPフェゴ島の災難クイズは何とも後味の悪いクイズ形式に思えただったなぁと思いながらオンエアを観ていました。
今更語るべくもありませんが、大江さんの表情から見ても、いかに壮絶なクイズ形式だった事は見て取れましたね。
話は逸れますが、第11回・12CPワシントンの『クイズサミット』では、親が手持ちの問題を選んで、答えられないと思う人に指名して、不正解ならば+1ポイントになり、踏み台にしてポイントを稼ぐ、一見『弱いものイジメ』に思えたのですが、稲川さん曰く、blogで『これは裏を返せば他人から指名されなければ勝ち抜けるチャンスが得られない、尚且自分の力で勝ち抜けられない』事に気付いたそうです。
結果最後まで集中砲火を喰らった中村さんが敗者になりましたが、稲川さんはこの時、この形式では(※誰よりもあからさまにクイズに強く、他人から指名されるわけがないという意味で)自分が落ちる事を真剣に覚悟した事をblogで述べていました。
tsutomuさんは、まさかこんなに時にはクイズに強い人に不利になるとは思わなかったですよね?
僕も、本土上陸後は1抜けの常連みたいな挑戦者がラスト抜けしたり、あるいは何かの要因が重なり、ポロッと敗者になる事もあるんだなと実感しました。中には敗者予想に名前が上げられても、予想を覆し終盤まで勝ち残った挑戦者の方も何人もいらっしゃいましたね!そんな方をオンエアで見ると勝ち抜けてほしいな~なんて思ってましたよ。個人的にですけど(笑)
『知力・体力・時の運』と謳っていましたが、時には不条理もありましたね(笑)
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初めて投稿します。
この形式も非情だと思いますが、第15回の
ドミニカ共和国の封鎖クイズの方が非情だと
思います。
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素人みたいな質問でスミマセン!
アカプルコでの罰ゲームはパラセーリングで帰っていきましたが、敗者は荷物を手に持ったまま空へ上がったので、途中で握力なくして海に落とさなかったかなと思ったのですが、無事だったのでしょうか?
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>tsutomuさん
言い過ぎではありません。
ウルトラ以上の番組はもう誕生しないと思います。
規模を縮小して国内なら可能かな?
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>tsutomuさん
横槍でごめんなさい。
第11回の準優勝者の「ババぴー」さんと、ワシントンDCでの敗者の「負けたくない!」さん、後にご結婚なされたみたいで、某クイズ番組にて挑戦なさる旦那さんを応援する奥さん…を見ました。
…クイズの後にもドラマは続いていたんですね。
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>マル51さん
「ウルトラ伝説」は福留さんの考え方でしょうし、すべてが真実かどうかは読んでいないので解りません。但し、ルールの欠陥という事実は有りませんでした。問題が不足したのは第1回の時だけで、以降はその様な緊急事態にはなっていません。
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>マル51さん
その様な事があったのですか?
全く噂も聞いていません。いろんなドラマが生まれているのですね。
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>まささん
あのように一人の人間の歴史も突っ込んで調べる。その様な中からたった1問のクイズ問題を作る、お金と手間がかかる番組でした。今後あのような番組は作れないと断言できます。ちょっと言い過ぎでしょうかね?
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>城明日華@TeNYさん
そんな事あったかなあ。?
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>月舟さん
時には殺生な事も乗り越える、その様なパワーを期待したのが、ウルトラクイズでした。
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>まんねん♂さん
厳しい中で勝ち進む、人生みたいなものですね。だから皆さんの支持を受けたのでしょう。
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ところで、このドラフトQは福留さんの「ウルトラクイズ伝説」によると、(勝ち抜けポイントは知りませんが)お手つき・誤答がマイナスPのルールで、ある挑戦者2名の対戦が慎重になりすぎて、決着するまでにかなりの時間を費やして、日本から急遽追加問題を送っていたというぐらいなので、この形式は2度と行われなかったことは言うまでもありませんと述べてますが、真相は一体どうだったのですか?
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形式は違いますが、12回・フェゴ島での最南端で災難Qも非情でしたね。
早押しで自分が答えて1P取るだけでなく、不正解しそうな人を指名して予想的中してから自分が正解なら指名された人から3P奪う。逆に指名された人が正解したら3P奪われ、両者不正解は指名した人のみ3P失うというルール。
5P勝ち抜けで、マイナス12P以下で失格となる。
結果、ここまで残った7名の内、男性5名が勝ち、女性2名が負けました。
この時、福留さんは「勝負の世界は厳しい」と、仲間意識に甘えていた挑戦者たちに「喝」を言った事が印象に残ってます。
しかし、ラスト2名に残った男女の挑戦者同士が、この後、友達どころか結ばれる運命になるとは、流石のウルトラスタッフも思いもよらなかったでしょう。
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この対決クイズは勝ち抜きというよりは、負け残り戦という珍しい形式ですし、形式上時間がかかりそうな気がします。
驚いたのが1問目の支倉常長問題を答えるまでの早さ。
ビックリです。
スペインのコリア・デル・リオやローマに行ったのは知ってましたが、アカプルコへ寄ったのは知らなかったので、勉強になりました。
本当、素晴らしい番組です。
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ドロンコクイズ中止になった時は罰ゲームとしてお掃除した
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身内のクイズ大会なら容赦なしの戦いに盛り上がること必至ですが、およそウルトラがなければ生涯出逢うことのなかったウルトラ好きの人たちで、指名しあっての潰しあいとはなんと殺生な…。
でもtsutomuさん、なんだか楽しそ(笑)
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知力・体力・時の運…ウルトラクイズでは当たり前のように言われていた文句ですが、そのクイズに関しては表沙汰には叫ばれなかった「非情さ」が求められたんですよね。
本来の主旨が「たった1人の王者を決める」ものでしたので、当然といえば当然なんでしょうけど…。
しかし、「厳しい」ですね。