生きた博物館、ウイリアムズバーグ

メリカ横断ウルトラ・クイズのロケハンで訪れた場所で、印象深い所がありました。

バージニア州にあるウイリアムズバークにはロケハンで何度か訪れていましたが、その割にはクイズ会場にはなりませんでした。

この街は1983年に第9回のG7のサミットが行われた場所なので、皆さん名前くらいは聞いた事があると思います。

英帝国の植民地時代、バージニア州の首都で、北米の中では最も繁栄した都だったという歴史があります。

現代では、この街の中に「コロニアル・ウイリアムズバーグ」という特別な地域が存在し、ここは一見の価値があります。

コロニアル・ウィリアムズバーグ2

日本で言えば「明治村」のような、昔の姿をそっくり再現している特定な地域です。

この地区はバージニア植民地時代の統治、教育、文化の中心地であった場所なので、18世紀の建造物がそのままの姿で残されているのです。

当時の住宅もそっくり残されていて、住民も当時の生活様式をそのままに現在の生活を営んでいるのです。

つまり、建物だけに限らず、人々の生活までを再現した、文字通り生きた博物館なのですね。

コロニアル・ウィリアムズバーグ

こは、ロックフェラー家から寄せられた基金で「コロニアル・ウイリアムズバーグ財団」が設立され、この財団によって所有、運営されているのです。

従って、ここの住民は実際に植民地時代の家に住み、あの時代の服装で、同じような喋り方をして暮らしています。

この昔の姿を見学するため、年間を通して世界中から100万人の観光客が訪れているそうです。

つまり、住民全体が財団の職員という訳でしょうね。

しかも入園料は無料です。

 

コロニアル・ウィリアムズバーグ3

しい18世紀、植民地時代の風景の中で、ウルトラクイズが実現しなかったのは、多分景色に見合うクイズ形式が考えられなかったのが原因だと思います。

逃がした魚は大きいこの言葉がぴったりの街でした。

「生きた博物館、ウイリアムズバーグ」への12件のフィードバック

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    私の書いたご当地問題をリレーやボードで解答する形式は、まだ実力がバラけていてトメさんに「いくら何でもそんなはずないだろ!」とか「君ィ、面白いこというね~」といわせるようなユニークな解答をしてくれる人がいる内じゃないとムリですよね…。
    決勝地近くで運要素のクイズといったら第9回ドーバーの珍記録とそれに続く○×クイズがありますが、あれは第9回だけの企画モノといいますか例外中の例外でしょうから、どっちにしても私の案は通らなかったと思います(笑)

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    >まささん
    そうなのです。
    決勝に近い場所だけに、形式も悩む事が多くてその辺が苦労のしどころだったのです。

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    >Y.S.NAVYさん
    いつでも新しい形式を、と欲張った人間の集まりでしたから、ありきたりなアイディアは会議で通過しなかったのです。

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    >シャングリラさん
    良いアイディアが出なかったのは、場所との相性かもしれません。何度チャレンジしても出来なかった場所がいくつも有りますので、縁が無かったという事でしょう。

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    >月舟さん
    夢のような素敵な形式ですね。でも、当時、我々にはそのようなアイディアが浮かびませんでした。

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    絵になりそうな場所ですね。
    地図で見ると西海岸にあるならシンプルな早押しで充分なんでしょうけど、ニューヨークに近いので、残り5名あたりでしょうか?
    現地の双子さんに歴史ある格好をしてもらい、神経衰弱クイズかな?
    にしても、東海岸の場所や形式の選定は難しいですね。

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    ・素人考えのコメントが許されるなら、歴史都市恒例の通せんぼクイズか、あまり周囲を散らかさない+1-1式のノーマル早押しでよさそうだと思うのですが…たぶんそれをも許さない事情があったのでしょう。

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    自分も1990年代のウルトラを想像したとき何回か準々決勝として登場させたんですが…クイズ形式が思いつきませんでした。
    でも総督公邸の庭はクイズ会場として絵になりますよね。

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    歴史的風景の中を移動しながら、所々で止まっては往時の衣装を着た人たちが寸劇をし、こういった場合どうしたでしょう? みたいに当時の風習・文化を三択やリレーで答えるなんて夢の世界のようなクイズ形式はいかが?

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