アメリカ横断ウルトラクイズは17回放送されました。
テレビ番組の常識で言えば長寿番組と言えるでしょうね。
これも途中で制作会社の入れ替えやスタッフが変わるなど、紆余曲折がありましたが一番の節目は15回でした。
この時代(1991)にはバブルが弾けて、世の中に不景気な話が出始めていましたが、我がウルトラクイズの挑戦者はうなぎのぼりで、東京ドームに28,523人が参加してくださいました。
そこで、挑戦者にとっては思わぬ事が発表されました。
ウルトラクイズの顔であった、福留アナが引退を告げるという儀式を行ったのです。
理由は挑戦者の良い兄貴で始まったトメさんが、良いお父さんになり、やがて長い旅が年齢的に厳しいという事でした。
後任は当時売り出し中の「ジャストミート、福澤朗アナ」となりました。
当時トメさんは49歳、これに対して福澤アナは28歳の元気印の若者です。
一気に20歳若返り、「明るく元気な生存競争」をモットーに再出発がこの回のキャッチコピーでした。
14年間番組の顔だった福留さんは、ファンに黙って消えるのは忍びない、との理由で最初の出題と正解発表をして、福澤アナにバトンタッチしたのでした。
そのトメさんが出題した第一問は、やはり自由の女神問題でした。
問 アメリカの象徴「自由の女神」を、他の国が国旗に採用してもアメリカの許可はいらない。
○か×か、全くわからなくても確率は2分の1です。
ここで、初めてトメさんから、お別れのプレゼントとしてヒントが出されました。それは今までの○と×の配列です。
××○×××○○○○、これが1回から10回までの配列です。
××○×? これが11回から14回まで。この順列で行けば5回目と同じく×になるはずだ。このようなヒントでした。
解ったようで、解らない、益々頭を混乱させるヒントでした。
実はこれがウルトラクイズの本質なのです。
挑戦者の頭を混乱させて、ウヒヒ…と喜ぶ意地悪さ、スタッフが素直じゃないのです。
正解とトメさんの解説は以下の通りです。
答○
解説
「自由の女神」の肖像権はすでに消滅しているのです。
何故なら公の場所に建ち、一般に公開されているので、その前で写真を撮ろうが、絵に描こうが誰の許可もいらないのです。
この条件は全てに於いて平等で、他の国が国旗にデザインしても、学校やサークルのシンボルマークに使用しても、誰の許可もいらないというのが正解でした。
この問題で解るのは○×問題は、どのようなヒントが有っても参考にはなりません。
最後は自身の2分の1の判断だけ、だからこそ老いも若きも関係なく楽しめた番組だったのです。
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初めましてです♪読者にもなりますヽ(*´∀`)ノ私はおすすめアプリとか紹介してるので暇な時にでも来てくださいね♪それでは~
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>マル51さん
長寿番組には、それぞれの宿命が有ります。時代の変化は過ぎてしまえば懐かしい物、それが運命でしょう。
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>マル51さん
成熟期に活躍した人は、誰でも「まだ若造には負けられない」という気持ちがあると思いますよ。その思いが
元気の元なのでしょうが、一方、度が過ぎると老害という言葉で攻撃される場合もありますね。人間は昔からそうやって、世代交代をしながら生きてきたのでしょう。
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今朝の新聞に、サザエさんの波平役の後継は茶風林さんと発表されました。
昨日で永井一郎さんの波平は最期の放送となり、終わった瞬間寂しくなりましたが、国民的アニメとして今後も変わりなく、日曜の夕方を迎えられる様に続けていってほしいですね…
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自分以外の人の記事って視点、内容が違うので勉強になりますね?ブログ読ませて頂きますね!!また訪問します^^
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いまいろいろな方の記事を読ませていただいています^^日々みなさんに“プチ贅沢”についてのブログを書いています☆ブログ更新お互い頑張りましょうね♪
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記事読みましたよ!今後も読ませていただきますね☆一緒に更新頑張りましょうね☆お邪魔しました♪
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>tsutomuさん
13代Q王の長戸さんも、昭和40年生まれで今年49歳を迎えるのです。
15回で退いた福留さんの当時の年齢に並ぶとなると、本当に月日が早いですね。
同じ昭和40年生まれでも、野球界では中日ドラゴンズの山本昌投手が今なお現役で居続けてます。
同学年で既に現役を退いた古田敦也さんはその後もトライアスロンとかしてますしね。
そう言えば、長戸さんと古田さんは同い年で同じ立命館、同じ時期に名前が知られる様になったという意味で共通点が多いです。
自分の世代にとっては、Q界と球界それぞれ影響力のあるヒーローでしたね。
今年49歳になるオジさんたちは、まだまだ若僧には負けじと頑張っている様です。
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>tsutomuさん
永井一郎さんが亡くなられて、「サザエさん」の波平役は一体誰が受け継ぐのか?
アニメ界も特に最近、名優が次々と世を去ってしまい、長年親しんだ世代としてとても悲しいです。
しかし、これも長寿番組の宿命で仕方ないのです。
自分からは「ありがとうございました」としか言えないですね…
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>まささん
福留さんはウルトラの顔でしたから、寂しく思った人も多かったでしょうね。ただ、出演者の変更はテレビには付き物ですし、それが番組というものでも有ります。
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>まんねん♂さん
永い事ウルトラをご覧いただき感謝です。そのような皆さんのお蔭で、我々も良い経験を積むことが出来有難かったです。
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>ひろっちさん
中学生ではウルトラの参加資格も無くて残念でしたね。でも、その様な人々に支えられて番組は進行していました。有難うございました。
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>マル51さん
いくら若いつもりでも、年の流れには敵いません。画面に出ている人は特にそれを感じるでしょうね。
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>シャングリラさん
カンが鋭いのですね。視聴者の目は怖い、というのがテレビマンの気持ちですが、正に厳しい視聴者だったようです。
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>southさん
青春時代の良い思い出になったのですね。東京ドームを走ったなんて、中々体験できない事ですよ。
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>月舟さん
ウルトラクイズにそれ程の思いを入れ込んで頂き有難うございました。
トメさんもきっと喜ぶようなコメントでした。
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15回大会はテレビの前で泣いてしまったほどの衝撃でした。
高校生クイズは福沢さんになるのは知っていたのですが、ウルトラでは福留さんがやると思っていたものの、ズームインを見ていてウルトラツアーに行ってる様子がなく、不思議に思っていながら見ていました。
当時はネット環境はもちろん、自宅の近くにコンビニがなかったので、情報が入らなかった時でした。
(単なる田舎なだけなんですけどね)
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ウルトラクイズと言えば福留アナ…ウルトラを初めて見たのは第一回から…しかし、その時はクイズそのものより「福留さん」を見て、「なんだ、この面白い人は?」の思いで見ていたように覚えています。
当時は今のようにキャラよりも肩書きに重きを置いていた節があって、アナウンサーって面白いという方程式すらありませんでした。それを番組が、福留さん自身が見事にぶち破ってくれたんです。
それからは毎年が楽しみであったように思います。
クイズの趣旨が分かり、改めてウルトラのスケールの大きさに気付き、いつしかチャンスがあったら…の思いで見ていました。
回数を重ねるにつれ、クイズもより多彩に複雑になり…今思い返すに福留さん始めスタッフの皆さんの激務ぶりは、かなりのものだったのではないか…と思います。
確か14回でタヒチを訪れた時、それまでの恒例だった「奇襲クイズ」が名を変え形を変え、「ゲリラクイズ」として挑戦者の皆さんを震え上がらせました。
その最後、福留さんが「誰の罰ゲームだ…あたしゃ、もうへろへろだよ~…」と。瞬間、笑いましたが、あれは本当にキツかったでしょう…その辺の体力的なものも見て引退を決意なさったんじゃないかなぁ…と今更ながらに思います。
15回は新聞・番組欄にも書かれていて、衝撃が走ったのと同時に寂しさを覚えましたけど、あの激務ぶりを考えるに無理もないかな…とも。
しかし、あれがあったからウルトラクイズは今でもあっしの中に燦然と輝く金字塔的なクイズであり、番組でした。
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>todoさん
○×クイズは、誰でも決断に迷います。
その心理を突いて、アレコレ考えたものでした。目的は勿論、頭を混乱させるのが狙いでした。
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>とどさん
クイズから進学への準備へ!
とどさんにとっても、あの時代は大事な青春時代だったのですね。その中にウルトラクイズが含まれていたのは、光栄です。
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当時は中学3年生。
家族が違う番組を観ていたので、録画して後で観ました。
(仮にそうでなくても、録画はするつもりでしたが…。)
トメさんの引退セレモニー、グラウンドに降りて退場するシーンのときは大泣きしました。
当時の放送では、ドームの外で鈴木健アナウンサーが10年1周期で○×が繰り返されている法則を伝えていましたが、トメさんからもそういうヒントが与えられていたんですね。
貴重なお話をありがとうございました。
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昨日、72歳になられた福留さんが15回で退いた時の年齢(49)を、ついこの間まで若手と言われていた福澤さんが既に上回ったんですよね。(昨年9月で50歳に)
なんだか、あの頃と今の50歳のイメージが違って感じますね。
その福澤さんは当時「四面楚歌」状態だった事を後に語ったぐらい、番組は大きな決断をしましたね。
しかし、いつかは必ずやってくる長寿番組の宿命ですから、どんなにファンが悲しんでも悔やんでも仕方がない事ですよね。
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私にとっての節目は第14回、と、いうか第13回第5週のエンディングでした。
この第13回エンディングはこれまでの回と違って福留さんのナレーションにどこか寂しげな印象があり、なんとなく「終わり」を感じました。
そして第14回がバック・トゥ・ザ・フューチャーとのタイアップになった時、はっきりとそれを意識しました。
確かに第14回も「シェーン・ドント・カムバック」など相変わらず笑わせてくれたのですが、以前の回よりなんだか「すっきり」してしまっていて、ばかばかしくて熱い感じが薄かったので印象に残っています。
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tsutomuさんこんにちは。
15回は個人的に忘れられない回です。
14回に初めて参加し、その時は1問目で敗退してしまったものの、憧れのウルトラクイズに参加している喜びに打ち震えているだけでした。
そして翌年の15回。
この1問目を「○」と答え、晴れてウルトラクイズで正解を勝ち得たのでした。
その後、2問目3問目と正解し、東京ドームのグラウンドに降りたことは人生最大の喜びとして今も思い出します。
しかし一度でいいから福留さんの時に勝ち抜けたかったなあ…。
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第15回は私が初めてウルトラに参加した回です。第5回で出会ってから10年、やっと巡ってきた待ちに待った日でした。
参加証でもあるハガキに『トメさんが問題を出す云々〇か×か?』なんて書かれていて、なんのこっちゃと思っていたら突然の引退宣言。
「え~!?」驚きました。まさに晴天の霹靂でした。ウルトラの定年までは、まだあると思っていたのに…。
静まりかえったドームにトメさんの挑戦者に語りかける言葉が響きます。その一言一言が私の胸にも響きました。
約束の第1問正解発表を終え、トメさんはウルトラを福澤さんに託してお立ち台を降りてゆきます。鳴り止まない万雷の拍手の中、トメさんの姿がどんどん遠くなっていきました。
私はその姿がグラウンドから消えるまで「トメさ~ん、ありがとー!!」と叫び手を振り続けました。私のウルトラのひとつの時代が終わった瞬間でした。
今コメントを書いていても涙ぐんでしまいます…。
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後楽園球場が東京ドームになった
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○×クイズの第一問といえば…、私が覚えている限り、あらゆる方法でヒント(答え?)が挑戦者に提供されて惑わせていたように思います。一番大掛かりだったのは、まだ後楽園球場だった頃、飛行船を飛ばして、その下に垂れ幕をつけて「第一問の答えは→」と大きく書かれた下にほとんど見えないサイズの文字で答えが書かれていた…という仕掛けでした。たった1問のために大掛かりなことをしたなぁ…と感じました。また、他の回では、徳光アナがアイスキャンディー売りで挑戦者の前に現れて、アイスキャンディーを食べさせて、その棒に「○」と書かれていて…「さあどうする?」と挑戦者を惑わせたり…。意外と、徳光アナが現れてヒント(?)を出すシーンを見ていると、第一問の正解だったように記憶しています(というかそれがねらいなのかなぁ…)。
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この15回大会のときは衝撃でした。やはり、慣れ親しんできた福留アナが引退するというのは番組の表舞台での大黒柱的な存在であったので、番組全体が大きく変わらないにしても衝撃は大きかったのだと思います(当時は福留アナ以外にウルトラクイズを仕切れる人はいないというほどの頃でした)。私自身もこの年頃から進学もあり、「クイズ」から「専門的な学問」へと移行した時期だったので、一区切りの時だったなぁと感じています。