子供を思う親心は世界共通です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本国内に限らず外国の歴史や出来事、生活や習慣など多岐に亘って問題になります。

中には、我が国と共通の生活習慣があり、我々はこの種の情報は見逃さず、直ちにクイズ問題として取り上げていました。

第7回のジャスパーで行われた「氷上椅子取り早押しクイズ」で次の問題が出されていました。

問・中国では六月一日、インドでは十一月十四日、メキシコでは四月三〇日。日本では五月にある祝日といったら何の日?

答・こどもの日(端午の節句)

解説 この問題は、他国の祝日を知らなくても、想像で正解を導く事が出来る問題と言えるでしょう。

日本の五月の祝日と言えば、ゴールデンウイークの四日間です。今年で言えば三日が憲法記念日、四日はみどりの日。

これらは外国と共通する事は無いでしょう。となると五日の子供の日しかありませんね。

中国もインドも、メキシコも日本と同じように「こどもの日」があるというのは面白い情報ですね。

日本では、この日は男の子の節句で鎧兜の武者人形を飾ったり、鯉のぼりを揚げたりしてお祝いをします。

また、女の子の節句は三月三日の「雛祭り」で、お雛様の人形を飾ったりして盛大にお祝いをする地方もあるようです。

処で、子供の成長を祝う最初の行事は、生後一〇〇日の「お食い初め」でしょうね。

ルーツを辿ると平安時代、生後一〇〇日~一二〇日目の赤ちゃんに餅を食べさせる「百日(ももか)」との風習がありました。

勿論、この時代にそうした贅沢な事が出来たのは、貴族階級に限られ武士や町民の話ではありません。

この時に食べさせた餅が魚に代わり今の「お食い初め」へ変化したとの説が有力です。

何れにしても、親は子供の成長を願うのは当然で、国は変わっても世界中の親は子供が無事に育つ事を願うものなのですね。

本日の裏話は、世界共通で「こどもの日」が存在したとのお話でした。

中でも、日本は男女それぞれ別のお祝いがあり、しかもお雛様は地方によって異なる人形が飾られています。

一つの国の中でも、風俗習慣は微妙に変化するので「百人百様」の言葉があるようにお祝いの形式も様々です。

しかし、子を思う親の気持ちはみんな同じ。世界はワン・チームの精神で乗り越えましょう。

見えない敵、コロナ騒動もワン・チームの結束でブッ飛ばしたいですね。現代の思いはコロナよさらば~!と叫びたいで~す。

 

 

 

 

 

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