アメリカ横断ウルト・ラクイズの問題には、誰でも知っている筈なのに、意外な盲点を突いた問題が時々出される事があります。
「盲点」は気付かずにうっかり見落としてしまう事で、誰にでもある油断が原因になるようです。
数あるスポーツの中で、日本人なら誰でも知っているのは野球でしょう。そのルールは小学生からお爺ちゃんまで知ってる筈。
とは言え、いざクイズで出題されると一瞬迷って「はてな?」と考えさせられてしまいそうな問題がありました。
第16回のニューヨークの決勝戦で出された、次の問題でした。
問・野球の九つの守備位置で、唯一ファウル・グランドで守るのは、どのポジション?
答・捕手(キャッチャー)
解説 キャッチャーの守備位置は、バッター・ボックスの後ろ側でダイアモンドの外側に当たります。
ゲーム中に打者がフライを打ち上げた場合、野手は自分の守備位置からファウル・グランドまで走って補給すればアウト。
落球の場合は、打者は助かり次のボールを打つ権利があり、何本ファールを打っても補給されなければ続けて打つ事が可能です。
プロ野球選手の場合は、自分の得意なボールが来るまで、ファウルを打ち続けるベテラン選手もいました。
中にはストライク・ボールが来ないで、フォア・ボールで出塁する事もありこの場合は投手の負けで、ペナルティは無しです。
プロ野球の場合は、観客を喜ばせるプレーをする選手に人気が集中するので、選手も得意技を磨きゲームを盛り上げます。
処で、今年のプロ野球は新型コロナ・ウイルスの感染拡大を受けて、4月24日(金)の開幕は見送られました。
新たな開幕日程は設定せず、4月下旬~5月上旬に決定されるとの方針もありますが未知数との説が有力です。
少なくとも緊急事態宣言が解除された後、6月以降に公式戦開幕というのが濃厚な可能性かも知れません。
何れにしても、143試合ある公式戦のレギュラー・シーズンを迎えるのは、今年は無理のようですね。
因みに、春の選抜高校野球も中止になり、夏の甲子園大会さえ無事に迎えられるか微妙な状態です。
全国の高校球児にとっては飛んだ災難。プロ野球ファンにとっても、史上類を見ない出来事で世界中が困り果てています。
本日の裏話は、誰でも知っていそうな野球のルール問題から、野球ファンにとっては大損害な忘れられない年。
否、世界中の人類にとって、初体験とも言える「新型コロナ・ウイルス」の話に落ち着いてしまいました。
過去に経験した世界大戦も不幸な歴史でしたが、今回は敵が見えないのでマスクと手洗いと不要不急の外出を守ろうですね~。