アメリカ横断ウルトラクイズは、アメリカ各地を旅をしながらクイズを行った番組です。
番組開始の頃は、まだ海外旅行が珍しい時代だったので、アメリカ各地を紹介するだけで、結構楽しんで下さる方が多かったのです。
しかし、回を重ねるにつれてアメリカという巨大な国をもっと知りたいという欲求も出てきました。そこで、我々は機会ある毎にアメリカの歴史、習慣、風習と言ったものをクイズ問題に取り入れて、アメリカという国を紹介していこうという方針を立てました。
そこで私は、クイズ問題を作る作家達に、アメリカの国情を勉強して、それを問題に取り入れるよう注文を出しました。
その効果は第8回、9回頃から出始めています。
例えば、第10回のアトランタでは、次のような問題が出されていました。
問・アメリカの奴隷解放運動のきっかけとなったストウ夫人の小説のタイトルは何?
答・「アンクルトムの小屋」
解説
この小説は、悲惨な奴隷達の生活をつぶさに見て、心を痛めたストウ夫人が、1人の奴隷を主人公に描いた小説です。
1,852年にこの本が出版されるや、たちまち大反響を呼びました。奴隷解放を叫ぶ運動が活発になり、南北戦争の導火線になったのです。
南軍の総司令官はリー将軍。北軍の総司令官はグラント将軍、この辺もクイズ問題として出題され、アメリカの歴史をお勉強しました。
奴隷解放と言えば、第16代大統領リンカーンが1,863年に「奴隷解放宣言」に署名した、と学校では習いました。
でも、それよりも11年も前にストウ夫人が書いた小説が導火線になったというのは、ウルトラクイズで知ったという方も多いと思います。
「アメリカの歴史を学べ」
親や教師からこの様な事を言われると、何となく反発を受けそうです。
でも、クイズという形で出題されると楽しみながら頭の中に知識が積み重なって行く、そこがクイズの面白い所なのです。
学校の勉強もクイズ問題として、教室で競い合ったら効果が倍増しそうなのですが、いかがでしょう?
文科省でそんな話、出るはずない ですよね。
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>Kon-Konさん
第17回は資料が残っていないので、ご質問に答える材料がありません。近い回なのに記憶が不確かなのは、ボケの始まりですかねえ。困った現象です。
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>マル51さん
思えば確かに2桁回の決勝地は、アメリカの歴史に深く関わった場所が多かったですね。
我々も意識的にその様な場所を選定したのか記憶があいまいですが、結果良かったように思います。
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アメリカ横断ウルトラクイズでアメリカの歴史を学ぶことは、多かったですが・・・
放送局(日本テレビだけじゃないので・・・スミマセン)の未来を学んだ番組でもあると私は思います。
92年(93年?)に終えて、98年に復活した
17回大会ことで、『サンフランシスコ』で行った
アンケートをして多い方に答える○×クイズ
・「日本の国民栄誉賞者か首相(確か2つのどちらかだったのですが・・・)をフルネームで言える」と言うアンケートがありました。
まさか、ウルトラクイズ復活とは思わなかったから 回答者全員が福留さんに、「○にした理由(×にした理由)は?」の質問に『勘です』と回答した方が今も記憶に残ってます。
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>じょんさん
クイズは雑学の宝庫でもありますね。その様な積み重ねが知識になる、人間は面白い生きものですね。
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>城明日華@TeNYさん
そうでしたか。クイズ問題と声優の印象、人間の記憶は面白いつながりで結ばれていますね。
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>シャングリラさん
色んな印象が有るものですね。歴史上の人物は後世の人に様々な思いを与える、それだけでも凄い事だと思います。
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>怪獣野獣猛獣ママさん
とても素敵な先生に出会ったのですね。教育者がみんなその先生のような方なら、学校も楽しくなるでしょう。
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>月舟さん
番組を良くご理解頂いて嬉しい限りです。我々はいつも、どのようにしたら面白くなるかそれを考えながら作っていました。
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>まささん
その様な事を高校生の時に実施していたなんてすごいですね。勉強の方法も、個人の自由ですから、様々な方法があって良いのでしょう。
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ストウ夫人の名は、15回の準決勝・ヨークタウンで覚えました。
2桁回の準決勝地は、アメリカの歴史を語るに相応しい所で行われることが多く、歴史・文化問題もよく出題されてましたね。
話は変わりますが、13回・ボルティモアで出題された、エイリアンのデザインを手掛けたギーガーさんが亡くなられたそうです…
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私は正直、歴史は弱いですが、ウルトラクイズで紹介されたことについてはよく覚えています。例えば、13回のゲティスバーグで紹介されたフランシススコットキーは学校では学ばないと思いますし。
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ハックルベリーの冒険のハックルベリーとトム・ソーヤの冒険のトム・ソーヤの声は野沢雅子さん
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グラント将軍は「すねる人」という印象があります。
第8回のフェニックス、第12回のワシントンとグラント将軍の問題を間違えたり、正解してもグラント将軍の居場所を見つけられなかった人が負けたり苦戦したりということがあったので。
最近は将軍、すねて妨害しているなーと思って見てました。
ウルトラが復活して偉人の子孫クイズに将軍の子孫が出てきたら、将軍は本当にすねる性格だったのかと是非聞いてみたいものです。
そこまで勝ち残れたらの話ですが…。
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と言っても、受験前のピリピリがピークに来そうな時の1回だけでしたが。
社会の先生が、「じゃあ班になって。班対抗ね。早押しで♪」
と。いきなり開催されました。早押し器ないので、机を勢い良く叩く男子、
「ピローン♪」と言う女子、個性的な面子が揃っていました。
その先生も、定期テスト前のコメントを求めれば「鼻血が出るまで勉強しろ」と言ったり
テストを返す時には答案につばをつけて女子に悲鳴をあげられたり
休みの日に呑みすぎた話をしたり
面白い方でした。
そういえば平家物語の一節を10分で覚えろ、と言う事もあって
13回のビデオのお陰で余裕でしたが(笑
というわけで、クイズ形式授業案の賛成に一票ー。
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アメリカの歴史上重要な土地がチェックポイントの時、第12回ゲティスバーグ、第13回ボルチモアなどの冒頭に流れる再現映像とそのバックでトメさんによって語られるアメリカの歴史が、常に文化と流行の最先端をゆくアメリカの側面だけではない重厚感を演出して、特に準決勝などチェックポイント上でも重要なところが多かったので、見ている私の気が引き締まったものでした。
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ウルトラだと不思議と覚えることが出来ました。
高校の頃にテストの出題範囲をクイズにして友達に出題して覚えていました。