不死鳥と呼ばれるアトランタとは?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中にはご当地問題という枠があり、クイズが行われた場所の問題がありました。

これは番組の企画意図にも書かれていた事で、当時はアメリカの各地を紹介しながらのクイズ番組との狙いでした。

今でこそ、アメリカの事は誰でも良く知ってますが、最初の頃は映画やアメリカ製のテレビ番組でしか知識が得られません。

そんな中、第16回でアトランタへ行きましたが、当時は四年後にオリンピックが開かれるので世界中の注目を集めていました。

その準備が着々と進むストーン・マウンテンが我々のクイズ会場でした。

アトランタは「風と共に去りぬ」の舞台となった場所で、アメリカ人にとっても忘れられない都市と言えるでしょう。

この地で出されたご当地問題は次のクイズです。

問・「正直エイブ」という愛称がつけられた、アメリカの大統領といえば誰?

答・エイブラハブ・リンカーン

解説 アメリカの第十六代大統領で「奴隷解放」の偉業を成した歴史的人物ですね。

弁護士だった彼は、自分で訴訟の正しい側と認めた場合しか弁護しなかった事から「正直エイブ」と呼ばれていました。

我々が訪れた当時のアトランタは、アメリカで最も急成長を遂げていた南部最大の都市、市の紋章は「不死鳥」でした。

南北戦争の焼け野原から、超高層ビル群が林立する市街地を見ても「不死鳥」との市民の誇りが覗える都市でした。

因みに、この地で世界的に有名なものを幾つかご紹介しましょう。

先ずは、七月三日のこの欄でご紹介した公民権運動のリーダーでノーベル平和賞を受けたキング牧師の生家とお墓があります。

空の玄関口、ハーツフィールド国際空港は世界一広いターミナルを持ち、乗降者の数はシカゴのオヘア空港に次いで世界二位。

また、ロシアや中国など共産圏でも売られた唯一のアメリカ整品だったコカ・コーラの本社もアトランタの自慢のタネです。

更に、湾岸戦争の報道で世界中をアッと驚かせたCNNの本社もアトランタにあります。

市の紋章である「不死鳥」(フェニックス)は、古代ギリシャ神話に登場する伝説の鳥です。

五百年と言われる寿命を迎えると、自ら燃え上がる炎に飛び込んで死にますが、再び蘇る鳥と伝えられています。

つまり、死ぬ事のない永遠の生命を持つ処から別名を「火の鳥」と呼ばれているのです。

アトランタの人々が、地元に誇りを持って自慢するのも良く分かるような気がしますね。

本日の裏話は、アメリカで地元の人々が郷土愛を持つ都市アトランタの情報を多少詳しくご紹介しました。

処で、今年の六月、アメリカの白人警察官が黒人青年の首を絞めて殺害、同じパターンで黒人を射殺との事件もありました。

この事件に抗議したデモが世界中に波及。その中でアトランタのテレビ局CNNの本社に突入の騒動がありましたね。

このニュース映像を見た地元の皆さんは、多分耐えられない気分になった事でしょう。

本日の結論! 一人の時は静かで大人しい人も、集団になると乱暴・狼藉を働く、集団心理ですかね。

素晴らしい「不死鳥」の都市アトランタで、あのような暴動は二度と起こらないように願いたいもので~す。

 

 

 

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