高校野球の聖地物語

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、その時代の人々の関心の高い出来事から多くの問題が創られていました。

今になって問題を見ると、「ああ、そんな事もあった」と懐かしい出来事が思い浮かびます。

また、「歴史は繰り返される」という言葉もあるように、或る周期で同じような事象があるようですね。

今年は、コロナ騒動で世の中は大騒ぎですが、同時に異常気象で各地に洪水が起こるなど災難の多い年でもありました。

今年に似たような時代が第14回平成2年、30年前に有ったようです。レバノンで出された次の問題です。

問・今年は大分県大野郡の「黒土」と兵庫県西宮市の「白い砂」をプレゼントしました。これはどこの土?

答・甲子園

解説 クイズの行われたレバノンと聞けば、中東の国を思い浮かべるでしょうが、実はカンザス州の小さな田舎町なのです。

しかも、地平線の彼方まで見渡せば真っ平らな畑ばかり。実はレバノンこそアメリカ合衆国の地理的なヘソなのです。

そこで、各州の州都までの距離を測り、クイズに正解すれば州都までの距離が得点となりその合計が五千キロになれば勝ち抜け。

つまり、アメリカの地理が頭に入っていれば、上手く行けば二問で勝ち抜け、運が悪ければ5問6問と正解しなければなりません。

さて、甲子園の土ですが、高校野球で甲子園に出場した記念に選手達が毎年持ち帰る姿が有名ですね。

図らずも今年は選抜高校野球が中止になりました。その代り各地域の選抜高が一対一で、一試合だけ甲子園で戦える事に決定。

しかし、彼らは自分の手で土を持ち帰る必要はありません。

何故なら、甲子園球場をホーム・グランドにしている阪神タイガースの監督以下全選手が粋な計らいをしたのです。

日本高野連に加盟する高校の野球部の三年生全員に、甲子園の土の入ったキー・ホルダーをプレゼントしたのです。

この土は、タイガースの選手全員が総係りで集めたもので、歴史上初めての美談と言えるでしょう。

高校野球の甲子園大会は1,915年、全国中等学校優勝野球大会として豊中球場で第1回が行われました。

その後、1,924年の第10回大会から甲子園球場に変更され、春の選抜大会、夏の高校野球大会共に甲子園で行われています。

プロ野球選手の多くが、甲子園の土を踏んでいるために野球少年の憧れの地です。

とは言え、甲子園に出なくてもプロ野球で活躍した選手は多勢いますが、野球選手にとっては聖地で有る事は確かでしょう。

本日の裏話は、甲子園球場の土のクイズ問題から、高校野球の歴史に話が及んでしまいました。

処で、話題のキー・ホルダーは、遅くても8月中には高校の三年生の野球部員に届く手はずになっているそうです。

結論として、タイガースの選手って素晴らしいですね。成績も今のところは快調だし観客も入ったし頑張ってくださ~い。

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