日本人の気質

メリカ横断ウルトラクイズがテレビで放送されていた時代には、今ほどサッカーに人気があったわけではありません。
93年に日本にリーグが誕生したのをきっかけに、全国的にサッカー人気が高まってきました。
以来、全国に少年サッカー・チームが誕生し、華やかなプロのサッカー選手を目指す少年少女が増えてきたのは最近の傾向といって良いでしょう。
お蔭で、今年はワールドカップの話題で持ち切りになりました。
日本チームは残念ながら決勝リーグに進めず、日本中に落胆の渦が巻き起こったのはつい最近の事でした。

その様な中で、世界中の人々を感動させる出来事がありました。
それは日本人サポーター達が、試合の行われた競技場で敗戦後に取った驚くべき行動です。
彼らは応援に使ったビニール袋に、会場のゴミを拾って、綺麗に後片付けを始めたのでした。
普通は、負けたチームのサポーターはやけくそになって、ゴミをばら撒く、暴れる、と言った乱暴な行為を行うのが世界の流れでした。
その様な中で日本人が行った美しい行為は、世界中のマスコミによって報道され、絶賛されたのはニュースでご存じの通りです。

ごみを拾う日本人

以前にも、東日本の大震災で、あのような災難が起これば他の国の場合、暴動が起き、商店やスーパーが荒らされるのが常識になっています。
しかし、日本ではその様な不届きな事件は1件も発生しなかったので、不思議な国民性と、日本人のマナーの良さが絶賛された事があります。
今回のワールドカップでも、日本人のマナーが、世界から褒められた事になります。
日本人は、マナーの良い国民で、安全な国という有難いイメージが高まっています。
これを日本人の気質と呼んで良いと思います。

さて、ウルトラクイズの問題の中にも、これに似た日本人気質のお手本のような問題がありました。
それは第15回のロサンゼルスで出題されました。

・「自分の葬式で交通渋滞を起こしたくない」という遺志を持ち、今年8月に亡くなりながら葬式をしなかった、日本のF1界の父と言えば誰?

本田宗一郎

・本田宗一郎

解説
本田技研工業の創設者で、数々の名車を世に送り出した、日本の自動車産業の代表者的な存在ですね。
その方が、多分盛大な葬儀になるのを予測して、交通渋滞を心配する、この辺が偉人の凄いところと言えるでしょう。
このエピソードは、日本の道路交通の歴史に刻むべき、出来事だと思います。本来であれば、小学校の教科書に記載されるような善行だと思いますよ。
でも、現在の文科省はその様な事、考えも付かないでしょうね。
クイズの問題の中には、知って得する こうした情報も沢山ありました。

「日本人の気質」への10件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    >まささん
    お互いに、日本に生を受けた幸せをかみしめたいですね。でも、政治家と官僚はどうなのでしょうね? 

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >とどさん
    静岡県は素晴らしい、私もその様に思いますよ。現在は伊豆市の住民となっていますが、周囲には良い人が沢山住んでいます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >うえつじラスカルさん
    ご意見にはすべて賛成です。日本人は優れているのに「自分を主張しないのが美徳」という考えがあるので、そのせいかもしれませんね。
    慎ましい日本人、このイメージが好きです。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    >月舟さん
    日本人の美徳は西洋人には理解し難いようです。中国、韓国などの東洋人には理解できるはずなのに、これらの国には聞く耳を持たないという国民性があるようで、バランスは確かに難しいですね。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    サポーターの行為は世界に誇れる行為でしたね。
    学校の掃除の時間が効果あったんでしょうか?
    震災の時の食事や水の配給の時に一列に並ぶのを世界が驚いてましたしね。
    偉人のエピソードを聞くと為になることが多いですね。

  6. SECRET: 0
    PASS:
     今回の記事は共に地元にゆかりのある内容でした。
     まず、ウルトラクイズが放送されていた時代、Jリーグはまだ発足していない頃~発足したかなぁ…という頃で全国的にはそれほどでもなかったのですが、地元「静岡」は違いました。確か、地元メディアでは、毎週、「サッカー情報番組」が放送されていました。今でこそ「サッカー王国の危機」と地元メディアは言っておりますが、あの頃は、まさに「サッカー王国」全盛期でした。なお、今でも「高校サッカー」は「高校野球」並みにその季節になるとローカル放送されます(地方大会ベスト8からだったかなぁ)。
     次に、本田宗一郎さんは、「浜松」で生誕され、地元で仕事が始まりました。親が若いころはお会いしたことがあったとのこと。現在も工場がありますが、かつての勢いはなくなっています。その点が残念なところですが…。
     今回の記事は地元に関係していることが多くて…ついつい地元をアピールするようなコメントになってしまいました(すみません!)。

  7. SECRET: 0
    PASS:
    こんにちは。
    例えば、「発明王」といえば誰ですか?という大雑把な質問をすると、多くの日本人は反射的に「エジソン」と答えると思います。
    蓄音器しかり、キネトグラフしかり。すごい発明です。
    これはおそらく義務教育の課程で、「エジソン=発明王」ということを(主に社会科の授業で)教え込まれたからです。
    でも、インスタントラーメンだって日本人の発明、胃カメラだって日本人の発明。光ファイバーだって日本人の発明、ブラウン管テレビだって日本人の発明。そういえば、東京都知事によく立候補されるあの方もフロッピーディスクを発明しています。
    つまり、日本人にはすごい人がたくさんいる。だけど、「○○王」「××の父」「△△の母」「☆☆の魔術師」などと盛大に取り上げられるのは外国の方ばかり。
    自分(自国)の手柄や功績をおおっぴらにひけらかすというのは、謙虚で控えめな日本人の気質には合わないのかもしれません。
    ただ、日本人であるという誇りが薄れてきている昨今にあっては、もっと過去の日本の偉人たちを紹介する場が各所にあってもいいのではないかと感じますねぇ…。

  8. SECRET: 0
    PASS:
    最近では有名になったトルコのエルトゥールル号に端を発する善意の連鎖ですが、トルコでは教科書にも載っていて誰でも知っていることなのに、日本人はほとんど知らなかったそうですね。
    当時はたくさんの義捐金が集まるほど日本でも誰もが知る事件だったのに、語り継ぐことを怠ると、たった百年ほど前のことでもこんなにも短期間で簡単に跡形もなく風化してしまうのですね。
    その一方、善行はあまり言い触らすものではないというのも日本では美徳とされていて、これ自体が日本人のマナーの良さに繋がるような気もするので全否定することもできません。
    伝えなければ風化、おおっぴらにすれば「俺が俺が」になる。
    うーん、バランスが難しい。自分でいうのも何ですが、やっぱり日本人はとっても不思議(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください