今、注目を浴びる割烹着

メリカ横断ウルトラクイズを作っていた時代には、私自身が毎日のように、クイズ問題のネタ探しをしていました。
その習慣は何となく身に沁みついてしまい、今でもニュースを見ると時々クイズのネタになりそうと考えてしまいます。
その様な中で、最近のメディアで多くの話題を提供しているSTAP細胞の小保方晴子さんに注目しています。

彼女が最初に登場した時には「世紀の大発見」のように、全マスコミが大々的に紹介しました。
ところが、何故か論文に不正があった、というような疑惑が立ち登り、昨日までのマスコミのスター的な存在から、あっという間に疑惑の人物としてテレビ、新聞をはじめメディアは小保方さん叩きに変身したのです。
酷いものは研究の「捏造」といった表現で、彼女を攻撃しています。
更に、某週刊誌では「小保方晴子逮捕か?」といった見出しで、勝手な予想記事を発表し、それをきっかけにインターネットでは好き放題な噂話が駆け巡るようになりました。

この問題は、未だ何の解決も見ていないので、クイズ問題の材料としては使えないでしょうね。
しかし、小保方さんの登場で一躍世の中の脚光を浴びたのが、彼女が登場した時に着用していた割烹着の存在です。

どうやら、これは彼女のイメージ作戦として、最初から計算された演出の1部だったようです。
「祖母からもらった割烹着」という言葉が、人々の記憶に強く残りました。
今、ウルトラクイズがあったなら、今年の問題に割烹着を外すわけにはいかないでしょうね。

そこで、わずかな記憶を頼りに過去の問題を調べたところ、クイズ問題にありましたね。
第15回のロスアンゼルスで、出ていました。

・戦前大日本国防婦人会がユニホームとして採用した衣服は何?

割烹着

・割烹着

解説
当時、調査した解説文には次のような説明が書き込まれていました。
発案されたのは1882年で、日本橋の赤堀割烹教場の生徒の作業着として考案された。
作者は創始者の赤堀峯吉である、との説明です。

現在はインターネットで、調査も簡単になったので、さらに調べたところ次のような事が判明しました。
割烹着は衣服の汚れを防ぐために羽織って着るエプロンの一種。日本で考案されたもので、着物の上から着用できるので便利と喜ばれた。女性が家事労働をする際に、着物を保護するために、明治、大正、昭和の女性たちに愛用されました。

割烹着は、小保方晴子さんが着たために注目されましたが、実はすでに昨年の秋頃から若い主婦層に人気があったのだそうです。
理由は、汚れを防ぐだけでなく、エプロンと違って羽織るだけで暖かい、電気代も上がっているので暖房効果にもなる、と言うのだそうです。
おかげで通販の人気商品になっていたのだそうです。
理化学研究所はその様な世の中の動きも察知して、イメージ作戦に、この割烹着を採用したのでしょうね。
何しろ緻密な研究をする会社ですから、宣伝にも世の動きを読むのは当然です。

理化学研究所

割烹着業者の情報によると、小保方さん効果で、最近は3割も売り上げが伸びているという情報もありました。
追記として、発明者について更に詳しく判明したので、補足します。

赤堀峯吉さんは日本で初の料理専門学校を創設した江戸時代から続く料理人でした。彼の創設した赤堀割烹教場は現在の「赤堀料理学園」で、創立130年を迎えています。
この学校の制服が今年から割烹着に変更、 という話は全くありません。

「今、注目を浴びる割烹着」への14件のフィードバック

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    >月舟さん
    了解しました。発言は慎重に!。気配りをするというのがブログを含む公の場でのルールですよね。

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    割烹着の記事の件ではなく、寄せられたコメントにあったひとことに対してなので、tsutomuさんはご心配なさらないでください。
    できれば名指しはしませんがご自身で気付いて頂いて、今後の他人へのもののいいようをよく考えて欲しいものです。

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    >月舟さん
    どの記事についてのご意見でしょうか?
    割烹着の記事では、どなたに配慮するべきなのか不明です。

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    >マル51さん
    他所の番組については意見を差し控えたいと思います。田中さんは、挑戦者としては凄い実力者でしたから、彼の思惑ではないと信じたいです。作家は注文に応じて書きますので、原因は他にあるのではないでしょうか?
    クイズファンが喜ぶ番組がほしいですね。

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    >まささん
    喜んで頂き書いた私としては嬉しいです。この様な情報発信を今後も続けていきたいとおもいます。

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    >ずきんさん
    挑戦者の皆さんのその後、が気になるというのは素晴らしいですね。皆さん元気でいて欲しい
    我々もその様に思います。でも、年月は非情ですからね。トシもとれば病にもなる、自然の流れには逆らえませんね。

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    >とどさん
    ウルトラクイズの姿勢を評価して頂き有難うございます。論文と番組は違いますが、番組の方は論文以上に世の中への影響がありますので、細心の注意を払わないとメディアにボコボコに叩かれる可能性があるのです。怖いー、ですよ。

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    ご自身がいくら正論のおつもりでも、書かれているご本人もお読みになられている事実をご存知なのですから、もののいいようにはもっと気を配るべきだと私は思いますよ。

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    本日放送のフジ・ペケポンのエンドロールを見たら、クイズ監修/田中健一とありました。
    現在頻繁にやってる多答Qのコーナーに携わっているんですね。
    田中氏はこの番組には深夜放送からゴールデンタイム進出時までのQ企画を担当していましたが、知識を問わない川柳や料理の値段当てなどが看板企画となり、一旦は退いていました。
    それから約5年振りに当番組を再び担当となったのですね。
    この時間帯、名古屋地区では福澤朗さんの双方向Q番組に差し替わっていて、原則日曜昼に遅れて放送していますが、その福澤さんも先日出ていた様です。
    つまり、22年前・16回とは出題側と解答側が立場逆転したワケですね。
    さて、本題はここからです。
    以前にも苦言を呈しましたが、この番組で出る問題がどうも偏り過ぎ。
    辞書の順番はまだ番組独自の物なのでいいんですが、それ以外が他でもやってた芸能問題、都道府県など地理のデータ問題、そして日本に多い名字問題ばっかりです。
    (裏番組やってる)爆笑問題のラジオでは、リスナーからの怒りのネタで「名字ベスト10なんてもう覚えちゃったよ!」というのがありました。
    ひょっとして、Q雑誌のQ王対談で高校生Qを担当した爆問の2人を批判した事に、ファンであるリスナーが「お前が言うな!」と激怒して送ったのかもしれませんね。
    兎に角、ウルトラクイズ優勝者が監修している以上、伝説のQ番組に泥を塗る様な安易な問題ばっかり出さず、視聴者がそうきたかぁと思わせる盲点をついた問題を出して欲しいです!
    田中さん、そこの所よろしくお願いします!!

  10. SECRET: 0
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    世紀の大発見の件は「現代の地動説」のような気がします。
    もっと長い目で見て欲しいんですけどね。
    さて、消防団ならぬ「婦人防火クラブ」というのが我が町にございまして、割烹着がユニフォームとなってるようです。
    赤堀料理学校が日本初の料理学校とは恥ずかしながら初めて知りました( ̄□ ̄;)
    大阪にある「料理界の東大」といわれる調理師学校の出身のためか、その前身となった学校が日本初の料理学校と思っていました。
    割烹着の「割烹」の意味も専門学校で教わりました。
    懐かしいテーマでした。ありがとうございました。

  11. SECRET: 0
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    今でもニュースを見ると、クイズのネタにならないかと考えられるtsutomuさんを尊敬します。
    私は、ウルトラクイズで訪れた国や地名、印象に残っている答え、大声クイズで挑戦者の方が叫んだワンフレーズの部分をテレビや雑誌等で目にすると「ウルトラクイズで聞いた事がある。」と嬉しくなったものです。
    最近は挑戦者の方が、今も元気でいるといいな…まで思う様になったと言う事は、それだけ年を重ねた証拠なのかも知れません(^-^)

  12. SECRET: 0
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    拝読いたしました。
     「世紀の大発見」についてですが、この半年いろいろと報道されてました。もともとは論文の誤りや今流行のコピペについての追及でしたが、ネット上では男女蔑視の面からの意見が一部飛び交ったり、弁護士介入によって「研究内容の精査」から「政治的権力の精査」へ変わっていったり…でいろいろと噴き出していると感じます(マスコミが過激すぎるのも問題なのですが…)。
     さて、「世紀の大発見」で一番問題なのは何か…それは研究そのものの信ぴょう性ではないでしょうか。特に、論文を有名な雑誌に投稿するときは慎重になるものです(報道はされていませんが投稿しても簡単に有名雑誌に掲載されることはありません)。その点が欠けていて問題を大きくさせたのではないでしょうか…(その他いろいろとありますが割愛します)。
     この点ではこのブログでも似たようなことが書かれていたように思います(もちろん論文ではありませんよ!)。
     「ウルトラクイズ」の問題作成では「解答に対して信頼できる情報を十分に取ってから採用する。問題の解答に対して挑戦者(視聴者)が納得できない解説ができないと番組として成立しないため。ただし、一般常識範囲での正解基準の判断はする」と書かれていたように思います。この点は研究での最終作業の論文作成と発表も同じところだと思います(余談ですが、論文も誌面の都合上ということで一部省くこともあります。そのへんが「ウルトラクイズ」の正解基準と似ているかと…)。
     要するに「ウルトラクイズ」は「問題」が命、「研究」は「論文」が命。ともに「信用」を失うとたとえ「正しい」ことを訴えても成立しません。「研究」は時間と手間をかけますし資金は税金なのですから、慎重にかつ大胆にやっていただきたいものです。
     考えてみれば、「ウルトラクイズ」の番組の精神で「研究」をやったらもっと発展するかも!(ウルトラクイズって準備周到で撮影・演出はダイナミックに…というイメージなので)

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