本番中にハットが戻らない

メリカ横断ウルトラクイズの思い出を書いていますが、結構な出来事を忘れている場合も有ります。
先日、「黄色いハットが立たない」というお話を書いたところ、早速、同じような経験談をコメントで戴きました。
コメントを下さったのは第11回のクイズ王だった、稲川良夫さんでした。
この時の出来事は、私はすっかり忘れていましたが、稲川さんのコメントでようやく思い出しました。
稲川さんのコメントをそのまま転記すると、次のような状況でした。

『ハットが立たない、は初めての事だったようですが、ハットが戻らないというのは11回でもありましたね。しかも、ニューヨークの決勝で。
この時は本番が始まってから、僕のハットが戻らないので、手でいちいち戻しています。映像を見るとちょっと奇異に見えますが、決して僕がオーバー・アクションをしている訳では有りません。ビデオをお持ちの方はご確認ください』

とのコメントでした。
稲川さん、有難うございました。
第11回の決勝戦はウルトラ史上初めて3人の皆さんによる決勝戦でした。
機内ペーパーテスト7位の大学生高橋さん。
第5位の短大生山賀さん。
それに名古屋から敗者復活の稲川さん。
何れもクイズの実力者の対決でした。

11回決勝

の時の言い訳をさせていただきますと、機械の不具合を事前にチェック出来ずに本番中に発生しました。
番組は生放送ではないので、本来なら撮影を中止してハットを調整の後に、再開するべきだったかも知れません。
しかし、演出陣も司会の福留さんも、調子良く流れている決勝戦の雰囲気をそのまま続けるべきと咄嗟の判断をしたのだと思います。

普通のチェックポイントだったなら、当然機械の調整を行った後にクイズを行うべきでしょう。
でも、決勝戦の張りつめた雰囲気は一度中断してしまっては、再び同じような場面は作り難いのです。
その辺の事情を考慮すると、咄嗟の判断は正しかったと思います。
稲川さんには、余計な作業が負担になって集中力に支障があるかも知れない、と我々は思いましたが、その様な心配も余計なお世話、堂々とダントツの強さで王者になりました。
2人のライバルを引き離してのゴールイン。
チャンピオンは 強い を強烈に印象付ける決勝戦でした。

「本番中にハットが戻らない」への16件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    手で戻していたのは初めて知りました。
    全く感じませんでした。
    プロ集団は編集も流石ですね。
    11回大会決勝はチャンピオンの圧倒的な強さが印象的でした。
    珍答、テレビに合ったリアクション、優勝で締めくくる。
    見応えがありました。

  2. SECRET: 0
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     ご返答ありがとうございました。
     ハットについては回を増すごとに進化してきたことがよくわかりました(やっぱり憧れもありましたから…)。
     11回の準決勝・決勝についてもありがとうございます。番組上では同日に行っているような印象を受ける編集でしたので…(14回の頃でしょうか、時差を使ってのクイズで同日に2か所で早押しクイズをやっていたので…)。
     あまりにも準決勝と決勝の会場が近かったことと、準決勝での始まりで福留アナが「朝の日差しが…」と言っていたことで、そう感じたのだと思います(印象に残るくらい異例づくしでしたので…。あと、ニューヨークのオープニングで罰ゲーム継続中のシーンが今までになかったので…面白かったですし)。
     少々細かすぎて申し訳ございませんでした。そして、自分の中の誤解も解けました。ありがとうございました。 

  3. SECRET: 0
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    >まちゃぞうさん
    凄い記憶力ですね。私はすっかり忘れた出来事でした。謎が解けて良かったですね。

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    >とどさん
    お応えします。ハットは最初の頃は手動だったかも知れませんね。でも、途中で改良され、1秒の100分の1程度、早押しの正確なタイムで動くようになりました。
    準決勝と決勝戦を同じ日に撮影したのかという疑問ですが、ウルトラではその様な省略は無かったと思いますよ。何故なら、準備に相当の時間が必要だからです。同じニューヨークなのでその様な疑問が湧いたのでしょうね。
    その辺に拘るのが我々の番組だったのです。

  5. SECRET: 0
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    >ノリさん
    稲川さんのお話ではパチンコ島はいまだに稲川さんの所有物だそうですよ。良かったですね。

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    >うえつじラスカルさん
    稲川さんの珍答も愛されるキャラクターに味を付けていました。これは生まれ持った才能ですね。最近のお笑いタレントよりずっと楽しませてくれました。

  7. SECRET: 0
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    >月舟さん
    ハットを含む機械はそれぞれの担当者が随時研究して改良されたのです。アイディアは全スタッフが出していたように思います。

  8. SECRET: 0
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    他にもハットの「?」を手動で戻していた記憶があったと思ったら、ファミ劇で再放送された12回でのフェゴ島・災難Qで、向かって右端の柴田さんが左手で直している所が映っていました。
    それ以外の回でも何度があったのですか?
    読者のみなさん、教えてください!
    (特に1ケタ回とか…)

  9. SECRET: 0
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    こんばんは、ノリです。
    第11回の決勝戦は初の3人決勝でした。
    決勝進出したのは、神奈川大学の高橋充成さん、
    青短こと山賀恵美子さん、
    そして立命館クイズ研出身の稲川良夫さんです。
    クイズを見たところ稲川さんの凄さに驚きました。
    結果稲川さんの優勝で最後に海(?)に飛び込んだのを
    ぼくは覚えているんです。
    そして優勝賞品は島で、稲川さんはそれを
    「パチンコ島」と命名しました。
    余計なことかもしれませんが、「パチンコ島」は
    今どうなっているのでしょうね。

  10. SECRET: 0
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    稲川さんが、答えると手で戻していたので「何でだろう」と不思議に思ってました。
    当時、中学生だったので、機械のことは全く分からずでした。謎が解決です。
    25年以上前のことなのに、はっきりと覚えているのが何とも不思議です。

  11. SECRET: 0
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     続けての投稿をお許しください。
     tsutomu様へ。もし差し支えないようでしたら教えていただければ幸いです。
     まず、早押しのハットのことですが、初回の頃のハットは、答えた後、あの「?」マークを自分の手で戻している映像をよく見かけていたのですが、何回頃から自動で「?」が下せるハットになったのでしょうか?リアルタイムで見始めた第8回の頃には自動化されていたので…少し気になっています。
     次に、ニュージャージーの準決勝は、番組内では、朝にクイズが行われ、そのままニュージャージー勝ち抜け者はヘリコプターに乗ってニューヨーク入り。そして、その日のうちに決勝のクイズと感じさせる映像…だったように思います(罰ゲーム継続中の映像もありましたし…)。この11回の準決勝と決勝が同日に行われていたとしたら、決勝の準備もあわただしかったであろうと思うのですが、実際、準決勝と決勝は同日に行われたのでしょうか?仮に、同日に準決勝・決勝でなかったとしても、決勝は張り詰めた空気の中でのクイズなので、トラブルが起きてもおかしくないのですが…。
     もし差し支えないようでしたら、教えていただければ幸いです。

  12. SECRET: 0
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     第11回は印象深い回でリアルタイムに放送を見ていました。この年は前のチェックポイント(ニュージャージー)で第1回チャンピオンの松尾さんと1対1対決で3名がニューヨークへ…という…変化球の回でした。そして、ニューヨークは3名での早押し決勝でしたので興奮して見ていたように思います。ただ、早押しハットが戻らない事態が起きていたことは映像では感じませんでした。よく見れば稲川さん本人のコメントのとおり違和感のある行動があったのかもしれませんが…。収録中に流れを崩さなかったことと、収録後の編集がすばらしかったことで、編集の違和感を感じさせなかったのかもしれません。すばらしいです。
     それとは別に、そんな挑戦者としてはハンディを背負ってもチャンピオンになった稲川さんもすごいなぁと思います。
     そもそも、この11回は全体を通して、真剣勝負のクイズがありながらも、あちらこちらに面白い出来事が多かった回だったと思います。

  13. SECRET: 0
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    こんにちは。
    たしかに、決勝戦で、稲川さんは左手で「?」マークをそのつど、戻していらっしゃいますね。
    1ヵ月前後の長旅で、ウルトラハットくんもお疲れぎみ、といったところでしょうか(笑)
    ただ、稲川さんにとっては、このトラブルがかえって、決勝特有の緊張感を和ませるほうに働いたのかもしれませんね。断トツの圧勝でしたから…。
    第11回は、稲川さんがめっぽう強かった印象があります。早押しでグイグイ押していく勢いもあったようにあります。
    ただ、そそっかしいミスや、ユーモラスな誤答もあったので、「愛されキャラ」「憎めないキャラ」という印象もありました。
    福留アナ「釣り用語で、魚が泳いでいる層を何という?」
    稲川さん「生け簀!」
    (答えはタナ)
    福留アナ「イギリスで開発された陶磁器で動物の骨を焼いて、灰を混ぜたものを何という?」
    稲川さん「マグカップ!」
    (答えはボーン・チャイナ)
    特に後者の珍答は、ニューヨーク決勝で、稲川さんが9ポイントでリーチをかけた直後の問題だったので、思わず、山賀さんが笑い出したのを覚えています。

  14. SECRET: 0
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    初期のウルトラハットは仕組み自体に元に戻る機能がありませんでしたね。
    ハットも早押し機も大声、アルファ波、ワイヤレスとアイディアを盛り込み進化していきましたが、こういう機能を盛り込もうというのはどなたが提案するのでしょう? 押す以外の方法を思いついた方はスゴい!

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