アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
一般常識は、誰でもが知っている常識を意味しますが、上中下と難易度があって、上は小中学生、中は高校生クラスの知識です。
下となると、人生経験が豊富な熟年者は勿論ですが、一般にインテリと呼ばれる知識人なら知っている知識と言えます。
前説はこの辺で、実際の問題をご紹介しましょう。第5回のニューヨークの決勝戦で出された問題です。
問・人間の数え方は一人二人。では、神様の数え方は?
答・一柱、二柱
解説 日本史では、我が国は天照大神が創った国と伝えられています。つまり神国と呼んでも良いでしょう。
その神様をどのように数えるか? 当然知っているべき知識ですが、これも「難問と分類」される位知る人が少ないようです。
流石にクイズ番組で決勝戦に進む二人ですから、この問題は先を競って早押しボタンを押しました。
全国には神社が多数あり、正月には多くの人が「初詣」に行き一年の幸せをお祈りします。
「困った時の神頼み」との諺がありますが、そんな時だけ神様に手を合わせる、人間って勝手な生き者と言えますね。
でも、神様はそんな事で怒るような「心の狭いお方で」はないでしょう、と我々は勝手に理解しています。
本日の裏話は、神様に関する知識を問う問題で、神様についての多少の蘊蓄でした。
結論はいつもお馴染の「コロナ騒動」になってしまいます。今こそ「困った時の神頼み」の出番です。
「早く来い来い、コロナのワクチン!」今一番の願いですね~。