アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
一般常識は学校で習った学問の他、社会生活で経験する知識も含まれ、新聞雑誌やメディアから得る情報も含まれます。
第9回のパリで行われた「決勝戦」で出された問題をご紹介しましょう。
問・タンカーなどから流れ出た油が、海に広がらないように浮かべる柵は何?
答・オイルフェンス
解説 長さは幾らでも伸ばす事が可能で、油はバキュームで吸い上げて除きます。
このオイルフェンスの発明で、海を汚染する事も無くなり自然環境の保護に大きな役割を果たしています。
海洋汚染は油だけに限らず、最近ではペット・ボトルやビニール袋などの化学製品が海に流され、魚に害を与えています。
海に流れ出るプラスチック・ゴミの量は、世界中で年間八〇〇万トンにもなるとの試算があります。
若し、このままの状態が続けば、二〇五〇年にはプラスチック・ゴミが魚の重量を超えるとの恐ろしい予測が為されています。
人類には知恵が有りますから、こうした自然環境の問題は世界中の国が協力して我々が生き残る方法を考えて欲しいものです。
本日の裏話は、石油が海に流れた場合の処理のクイズ問題から、自然環境の差し迫った問題に話が及びました。
日本は島国なので、他国のペットボトルなどのゴミが海岸に流れ着きます。どこの国とは言えませんが怪しからんですね~。
元をただせば、ごみのポイ捨てが原因なのは確実です。外人の事は兎も角、我々日本人もポイ捨ては止めましょう。
勿論、日本人はマナーに煩いので、こんな人少ないですがね~。