クイズ問題の着眼点は?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人なら誰でも知っている知識です。学校で習った知識、社会生活で習得した知識などそれぞれに身に付けます。

クイズの問題は、幾つかの知識を合わせると正解になる問題も時々作られていました。

第12回のバローで出された問題をご紹介しましょう。文学と音楽をミックスした日本人の常識問題です。

問・「国境の長いトンネル」で始まる川端康成の小説。「好きよあなた」で始まるのは吉幾三のヒット曲。この二つの作品に共通のタイトルは?

答・雪国

解説 川端康成の「雪国」は日本を代表する文学作品ですね。彼はノーベル賞を受賞した偉い作家です。

一方の吉幾三は、青森県出身でコミックソングでデビューしました。「俺はぜったいプレスリー」など数曲を出しました。

 

 

 

 

 

これ等の曲は、多少話題になったものの、ヒット曲と呼ぶには遠く、途中で演歌路線に変更したシンガーソングライターでした。

雪国は彼の代表作品で、一九八七年の売り上げ第一位。NHKの紅白歌合戦にも出場し演歌の一流歌手となりました。

日本のノーベル賞作家と演歌のスターが、奇しくも「雪国」と同名の作品で脚光を浴びるのもクイズになり易い題材ですね。

我々は、世の中の森羅万象に目を向け、興味を引く事象を探してクイズ問題を作るように作家の皆さんにお願いしていました。

ウルトラ・クイズは、クイズ形式も奇抜で面白いが「問題の面白さ」も番組を盛り上げる重要な役目をしていたようです。

本日の裏話は、文学作品と歌謡曲のコラボで作られた問題からクイズ問題の着眼点のお話でした。

人間には食欲や性欲の他、知識欲との欲望があります。そのため何時の時代にも「クイズ」に名を借りた番組がありますね。

現代もクイズ番組は多いのですが、お笑い芸人の「笑いを取るだけ」の番組は、クイズ愛好家を失望させていませんか?

結論です。人の好みは千差万別、他人の好みに口を出すのはいけませんね。

本日はクイズの話でつい言い過ぎて申し訳ありませ~ん。

 

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