日本の民謡、労働歌の問題です

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は日本人の一般常識を基本に創られていました。

一般常識は、日本人であれば誰でも知っている筈の知識です。従ってクイズのランクでは易しい問題と我々は思っていました。

どの位易しいのか、第11回のニュージヤージーで行われた準決勝での問題をご紹介しましょう。

問・重い材木を音頭を取りながら運ぶ時に歌われたのはどんな歌?

答・木遣り歌(木遣り音頭)

解説 民謡の一つで、日本では古い時代に発生した歌です。大木や岩を運ぶ時に唄う仕事歌として発展しました。

仕事歌ですから、地固め、棟上げ、祭りで山車(だし)を引く時などに唄うと元気が出るので合唱するわけですね。

 

 

また、江戸の火消の「梯子乗り」でも、この木遣り歌が歌われていました。

これは火消誕生から三百年間、町火消に愛されて来ました。更に現代でも正月の恒例として「梯子乗り」が披露されていますね。

木遣り歌と共に「町火消の梯子乗り」も懐かしい日本の行事として愛され続けています。

日本を象徴する文化で、映像で日本を紹介する場面では、富士山、葛飾北斎の絵と共に「町火消の梯子乗り」も入りますね。

オリンピックの開会式でも、粋な半被姿の「梯子乗り」が披露され世界に映像が流されました。

本日の裏話は、日本の伝統的な仕事唄の問題から「木遣り歌」の歴史を覗いて見ました。

結論として、日本人は粋な姿を愛する国民性のようですね。誰でも野暮よりは「粋」の方が良いに決まっています。

でも、程度問題で「粋がっていると」周囲から警戒され、友を失い兼ねません。何事もホドほど、出る杭は打たれますからね~。

 

 

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