アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の一般常識を基本に創られていました。
日本人なら誰でも知っている知識です。従って知らなかったり忘れた人は「非常識」と呼ばれ兼ねません。
この「忘れ易い」問題を紹介しましょう。第14回のタヒチで出された問題でした。
問・陽に当たる権利は「日照権」と言いますが、海で泳いだり、魚を取ったりする権利を何という?
答・入浜権
解説 「入浜権」とは、「すべての国民が自由に立ち入り、海水浴や魚介類の採取などを享受できる権利」を意味します。
従って、海水浴を楽しんだり海辺で釣りを楽しむのは自由という事ですね。
但し、海には漁師さんの生活を守る「漁業権」があり定置漁業権、区画漁業権及び共同漁業権の3種類があります。
即ち、アクアラング等、海底に潜るスポーツで漁師の仕事に関する魚を採ったり、さざえ等の貝類を取る事は禁じられています。
つまり、これは漁師さん達の仕事を邪魔する行為なので、違反すると罰せられる場合もあるので注意する必要があります。
日本は島国で、海辺に近い場所に住む人も大勢います。また、山に近い人も海への憧れがありレジャーで海へ行きますね。
日本人は海へ行く機会が多いだけに、この「入り浜権」は一般常識として知っている必要があるようです。
本日の裏話は、海で泳いだり釣りをしたり、この権利に付いてのクイズ問題から「入浜権」の解説をしました。
最近の二年は、コロナ騒動のために海水浴を楽しむ場所も少なかったですね。
結論は「コロナ騒動」を終わりにして、自由な生活が出来る日が一日も早く来ることを望みます。
こんな決まり文句いい加減に終わりたいのですが嫌ですね~。