クイズ問題の先にある興味

アメリカ横断ウルトラクイズで沢山のクイズ問題を作ってきましたが、クイズ・マニアと呼ばれる方達の中には、問題の答えを聞いただけでは満足できず、更にその先を知ろうという興味が沸いてくる方がいます。

例えば第16回のレイクパウエルで、次のような問題がありました。

・数々の名曲を残したのにも関わらず、共同墓地に埋葬されたというオーストリアの大作曲家と言えば誰?

モーツァルト

・モーツアルト

解説  モーツアルトはベートーベンやブラームス、バッハ、チャイコフスキーなどと並ぶ世界を代表する大作曲家である事は、音楽を知らない人でも小学校で習ったので知っています。

世界的な偉人なのに、その様な偉い人が何故、共同墓地に埋葬されているのだろう、と言った知的好奇心が湧いて来ます。

そこで、クイズマニアのような方は、この問題を切っ掛けに、モーツアルトという人物の生涯に興味を持つようです。

事実、クイズを採用した私自身がその後モーツアルトの事を調べた事がありました。

彼は父親の影響で3歳の頃からチェロを習い、演奏家として頭角を現しました。

父親は我が子を天才と見込み、ウイーンからロンドン、パリ、イタリア各地を演奏旅行をしたそうです。

目的は宮廷お抱えの演奏家に就職させるためだったのですが、この計画は次々と失敗してしまいます。

この様な少年時代を経て、数々の名曲を発表し、名を挙げて行きました。

モーツアルトに関しては映画や小説、戯曲でも「アマディウス」として作品がありますので、性格や病癖などが後世に伝えられていますが、35歳の若さで他界しています。

墓はウイーン郊外のサンクト・マルクス墓地の共同墓地に埋葬されたのですが、埋葬の日に家族や親族が同行しなかったので、埋葬の位置も不明でした。

その後、記念碑などが建てられていましたが、その地下にモーツアルトが眠っている訳では有りません。

日本人の常識で言えば、世界的な偉人のお墓の位置が不明、というのも首をかしげたくなりますが、残された家族の状況や、国の風習、時代が変わるとその様な事もあるのかも知れません。

クイズ問題から派生した一寸した雑学をご紹介しました。

「クイズ問題の先にある興味」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。

    > 父親は我が子を天才と見込み、ウイーンからロンドン、パリ、イタリア各地を演奏旅行をしたそうです。

    ウィーンはシェーンブルン宮殿。
    オーストリア大公マリア・テレジアの御前演奏に招かれた際、モーツァルトは彼女の皇女マリー・アントワネットにプロポーズをしたという逸話も残っているようです。

    当時、モーツァルトは6歳。マリー・アントワネットは7歳。

    歴史に名を残す人物の、意外な接点を見つけることもまた、クイズマニアの知的好奇心をくすぐります。

    1. クイズの答えを切っ掛けに、関連の知識を増やす、それもクイズ番組の楽しみ方です。記憶はやがて忘れてしまいますが、沢山の蓄積があれば知識の量も増えるのでその様に増やしたいものです。

  2. 一つの答えから数珠繋ぎのように知識を得ると何か嬉しい気がします。
    (話がずれるかもしれませんが)
    家でウルトラクイズのテレビゲームをしていて、問題文は忘れましたが、【犬の品評会等で、犬を引っ張って歩く人の事を何と言うでしょう?】みたいな問題で、答えが【ハンドラー】だったんですね。
    しばらくたったある日、職場で昼食の予約をしたいというお客様がいらっしゃって、打ち合わせをしたとき、団体名を「ハンドラー委員会」いしたい。となり、お客様から「ハンドラーって解りますか?」と尋ねられ、「犬を引っ張って歩く・・・・」と答えた瞬間にお客様が驚かれたのを思い出しました。
    関連付けて覚えるのはクイズのために覚えるのもあるかもしれませんが、ふとした時に役に立つ場合がかなりありました。
    (長文で失礼しました)

    1. クイズマニアでなくても、知的好奇心が旺盛な方は人間の幅が広く感じられます。物を知るという欲求は人間の特権でしょうね。何時かは役に立つので知識を沢山蓄えてください。

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