ノーベル賞関連の問題

アメリカ横断ウルトラクイズのクイズ問題で、数多く出題された分野にノーベル賞があります。

ノーベル賞

ご存知のようにノーベル賞は世界で最も権威のある「賞」であり、この受賞を目指している研究者も世界中には数多くいる筈です。

となればクイズ問題の素材として、これほど注目する分野はありません。

先ずは学校で習ったノーベル賞の成り立ちについておさらいしておきましょう。スウェーデンの発明家であり、実業家のアルフレッド・ノーベルが私財を投じて設立した財団が、彼の遺産の利子を毎年

「人類のために貢献した人々に分配せよ」

との遺言を残して、設立された賞です。

発明家のノーベルはダイナマイトを始め数々の爆薬を発明、この生産で巨万の富を築きました。

しかし、一部からは「死の商人」との陰口も聞かれるようになって、彼は自分の評判を気にするようになったのです。

そのような折に、兄が不慮の死を遂げ、それをアルフレッドと間違えたメディアが「死の商人、遂に死す」と誤報が流れたのです。

つまり、ノーベルは自身の死亡記事を読む事になってしまったのでした。

これを機に実際に自分が死去したら、後世の人々はどの様に記憶するのか悩んだ結果、自分の築いた富を有効に使うために「ノーベル賞」を思い立ったのだそうです。

彼は1896年12月10日に63歳で死去していますが、その一年以上前からノーベル賞の骨格は出来上がっていたと伝えられています。

また、毎年授賞式はノーベルの命日である12月10に行われているのは広く知られた情報です。

さて、ウルトラクイズでのノーベル賞関連ですが、数多く出題されています。

中でも一番贅沢な問題は、第11回の機内ペーパーテストの3択問題に使われています。

・ノーベル物理学賞の第一号の受賞者は?

①エジソン     ②ノーベル     ③レントゲン

正解

解説

このクイズは最初、早押し問題として作られました。しかし、クイズ・マニアなら簡単に正解するだろう、という意見が多く、3択問題に落とされてしまったという経緯があります。

その頃は、各大学に誕生したクイズ研究会がノーベル賞関係は必ず想定問題を作っているはずだ、と我々は先読みをしていたのです。

ノーベル賞関連の想定問題としては以下の通りです。

○一番若くして受賞したのは?

○夫婦で受賞したのは?

○父子で受賞したのは?

○日本人で受賞したのは何人? 或は人名を。

この様に数え上げれば、幾らでも問題は出来そうです。

また、アメリカのご当地問題でも、文学賞を受賞した、ユージン・オニール。パール・バック。ウィリアム・フォークナー。アーネスト・ヘミングウェイ。ジョン・スタインベック、このような大作家の問題が、ご当地問題、或は作品の舞台などと関連して出題されています。

クイズ問題は、視聴者が楽しめれば良いのですが、一方何時の頃からかクイズ研究会の想定問題との戦いだった、という一面もあって、余計な神経を使ったものでした。

「ノーベル賞関連の問題」への4件のフィードバック

  1. ノーベル賞の問題では文学賞の問題が多かったような気がします。
    学校の先生から薦められて読んだ「湯川秀樹」という伝記で物理学賞、ウルトラでヘミングウェイの問題で文学賞。
    同じ時期にノーベル賞というものを知りました。

    他に賞があることを知ったのは数年後でした。

    1. ノーベル賞で文学賞が多かったのは、一般人に近い所に作品があるので、クイズ問題になり易かったのです。科学や物理学は、賞の意味合いまで普通の人には理解できない世界ですから、距離を置いたのです。

  2. こんばんは。

    >問・ノーベル物理学賞の第一号の受賞者は?
    >①エジソン     ②ノーベル     ③レントゲン

    選択肢の1つにノーベル本人を加えているところが、ウルトラクイズのクセ者ぶりを表していますね。答えを知らない人は、「えっ?ノーベル自身もノーベル賞をもらっていた…?!」などと頭が混乱してしまうことでしょう。

    機内400問ペーパークイズは、O.A.では毎回3~5問ほどしか紹介されませんでした。ですから、400問すべてを収録した、日本テレビさんの『ウルトラクイズの公式本(?)』をとても重宝しました。ユニークな問題がたくさんあって、今、読み返してみてもおもしろいものがあります。同じ第11回では、こんな問題も…。

    問:スイスにある標識は?
     ①前方、ウシ食事中
     ②前方、ハチの巣あり
     ③前方、カエル横断中

    答:③前方、カエル横断中

    雨季になると大量のカエルが道路を横断することがあって、乗り上げた車がスリップするおそれがあるからだそうです。個人的には、カエルは苦手な生き物ではありませんが、車がスリップするほどのカエルの大群となると…。あまり見たくないですね…。

    1. 3択問題は早押しで、不採用になったものを救う手段で採用されていました。スイスの標識は面白い情報でしたが、早押しでは答が出にくいのですね。だから3択に格落ちして、使われたものでした。

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