謎掛けの手法で問題を

アメリカ横断ウルトラクイズでクイズ問題を作っている内に、答えは同じでも文章の組み立てによって面白く表現出来る手法がありました。

良くあるクイズ問題で、「カボチャは何科?」「なすは何科?」と言ったような、植物の分類を当てる設問があります。

一般的には同類の実を並べ、比較させながら異色の物を当てる形式が多いのですが、そればかりでは能がありませんし、挑戦者にしても迷わず正解をしてしまいます。

クイズ問題作家が最初に作った問題は

・ホオズキと同じ科の漬物に使われる野菜は何? という問題でした。

yado67hozuki

答は茄子ですが、漬物に使われる茄子科の植物はまだ沢山あって、茄子だけに限定できません。

植物の分類上、茄子科に属する植物は、茄子、トマト、ピーマンの他、ジャガイモなども含め、約90属2500種にもなる大きな群だったのです。

そこで、茄子科の植物で、全く異なったイメージの植物を挙げ、それを当てる問題に方向転換を求めたのです。

出来上がった問題は第7回のナイアガラで出題されました。

果実の中身を抜いて、皮だけにした物を口に入れ、鳴らして遊ぶナス科の植物は何?

ホオズキ

解説

現代の子供は、ホオズキを口の中に入れて鳴らす事さえ初耳という人達が多いので、この問題は答えられないかも知れません。

しかし、昔の子供たちは、自然の中から遊ぶ道具を発見し、それを代々伝えたものでした。

ホオズキの実をゆっくりと指で揉んで、少しづつ空間を作り、これを口の中に入れて鳴らす遊びです。

大抵の場合、このような遊びが上手な子供がガキ大将になり、コツを後輩に教えたものでした。

ホオズキがまさかの茄子科の植物という驚き。

そして懐かしい昔の子供の遊びを思い出させる、2つの謎を持った問題として採用されたのでした。

「謎掛けの手法で問題を」への2件のフィードバック

  1. こんばんは。

    ホオズキの実、懐かしいですね。私がちびっ子だった頃も、手近にある自然・植物がそのまま遊び道具になったものでした。

    今、ぱっと思い出すのは、ひっつき虫の愛称(?)があった「オナモミ」です。そこら辺に生えていたので、友達どうしで服に投げつけて遊びました。ちょうど、雪合戦のような感覚で、オナモミをぶつけ合っては、はしゃいでいました。

    ちなみに、オナモミはキク科の植物です。同じ要領で、問題を作ることができそうですね。

    1. 昔の懐かしい思い出を喚起するようなクイズ問題は良いですね。答えを出せる人も年々少なくなりますが、日本の文化を残すためにはこのような問題は必要だと思います。

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