アメリカ横断ウルトラクイズの問題には、街の中で良く見かける物の中から、盲点になっている事柄から出題される事があります。
例えば、現代の街では何処を歩いても、車が溢れるように走っていますが、この様な中にもクイズ問題になるような事柄が沢山転がっています。
カーマニア、或は車好きな人なら常識になっている知識も、一般の人にとっては難しい問題も在り得ますね。
第15回のモハーベ砂漠のばら撒きクイズでは、次のような問題がありました。
問・フェラーリとポルシェのエンブレム(紋章)に共通する動物は何?
答・馬
解説 これは車大好きな大人はもちろんですが、小学生でも車好きな子供なら常識になっている問題です。
でも、車に無関心な人に取っては全くチンプンカンプンな難問の部類に属するでしょう。
テレビの視聴者の中にも、この様な両者の立場の人がいる訳ですからみんながクイズに参加出来るわけです。
この馬のエンブレムに関しては、それぞれの車種に理由があるのは当然です。
先ずはフェラーリの紋章が跳ね馬なのは、その昔イタリアに伝説的な戦闘機のパイロットがいて、その機体に跳ね馬のエンブレムが描かれていたのから来たのだそうです。
イタリア人にとっては勇ましいイメージの紋章で、いかにもフェラーリらしい印象を与えます。
ポルシェの方は、本社のある地方が「馬の国」と呼ばれているところから、馬を中心に描かれたデザインになったようです。
車が誕生する以前は、馬が乗り物の中心だった事を考えれば、エンブレムに馬が描かれるのは実に自然な流れとも言えます。
街の中で見かける盲点から作られたクイズ問題の典型的な例としてご紹介しました。
こんばんは。
まさに、「問題は街の中に落ちている」「街を歩いて問題を探そう」という好例ですね。
身近なものを素材にした問題ですから、それこそ、小学生でも解けますし、老若男女問わず、視聴者は楽しむことができます。
ただ、悲しいかな、クイズ好きな人間は、何かクイズの素材になりそうなものはないかと常にアンテナを張っているため、何も考えずにボーッと街を散策することができないという性を背負ってしまうはめになりました…。
ウルトラのクイズ作家のみなさんも、16年、17年と、クイズを作られ続けたわけですから、ある種の「職業病」になってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか…(苦笑)
みんな職業病になっていました。
そして放送作家になった人も沢山います。
こんばんは、ノリです。
そういえばありました。
たしかその問題ジャストミート田中が正解して、
福澤さんが「馬のように突っ走れ!」と言っていたのを
覚えています。
思い出と記憶が沢山詰まっているのですね。ウルトラはそんな番組だったのでしょう。
いよいよ、第13回ウルトラクイズの再放送が始まりましたね!第1週と丸秘証言集PART2、ともにたっぷりと
楽しませていただきました。車の記事を書かれましたが、昨日の第1次予選○×クイズでも車の問題がありましたね。
7問目
問・巨人軍の桑田投手は投手の鑑である「無死球」の願いをこめて、車に「6499(ムシキュー)」のナンバーをつけている。
答・○
わざわざこのナンバーを手に入れるために、待っていたのでしょうか?そう考えると、なんだか微笑ましいですね。
さらに4問目では、この「ナンバー」に関する問題を出題していたのも、後から「そういう繋がりなのか!」と気づき、
驚きました。第2週以降も、新たな発見をしていきたいですね。次回も楽しみにしています。早く来い来い、木曜日!
問題の配列も結構気を使って並べていたのです。
事情を知ってから番組を見ると納得する事もありますよね。
来週も楽しんでください。