懐かしい風景に出会う

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズのロケやロケハンでアメリカ各地を旅していると、スタッフや出演者がホームシックにかかる事があります。

家族や友人と別れて、長い旅を続けている訳ですから当然の心境と言えるでしょうね。

第14回は、アメリカ大陸を西海岸から東海岸まで全コースを車で横断するという、文字道理「アメリカ横断」の旅でした。

アメリカは広い国ですから、車で何時間走っても、地平線が見えるだけで景色の変化が見られない場合が多いのです。

その様な時に「おや!、これはどこかで見た景色」と懐かしい日本の道路を走っているような気分になった事がありました。

道路の先に、あの白い帽子を被ったお馴染みの富士山の姿があったのです。

どのように眺めても富士山にそっくりの姿。

mount_hood[1]

日本各地には富士山に似た姿の山が点在し、それぞれ山の本名の他に「○○富士」と呼ばれています。

ロケハンでこの山を見た時に、早速クイズ問題を創りました。

その問題は、第14回のオレゴン街道で出題されました。

問・頭に万年雪を被った「マウントフッド」。かつてオレゴン州に住む日系移民たちが、日本を懐かしんで名付けた呼び名は?

答・オレゴン富士

解説 実に簡単明瞭で、クイズとは言えないほど易しい問題でした。

このマウントフッドはオレゴン州、ポートランド市の東南東80kmの場所に位置する、富士山のそっくりさんなのです。

標高も3,427mと富士山に近い高さですし、スキー場などもあって、地元では観光地になっていました。

クイズの挑戦者達も、初めてこの山を見た瞬間には「わーっ、富士山にそっくり!」とホームシックも吹き飛ぶくらい喜んでいました。

考えて見れば、日本にも同じような形の山が各地に在るのですから、広いアメリカ大陸に在っても不思議ではありません。

この年のコースは、太平洋側から大西洋側まで、北米大陸は直線で結んで6,000kmと言われています。

我々はジグザグにコースを組んで走ったので9,000kmもの距離を走りました。

その一部分、富士山を眺めながらのドライブは、しばしホームシックを忘れさせてくれた妙薬でありました。

 

「懐かしい風景に出会う」への4件のフィードバック

  1. こんばんは、初めてコメントさせて頂きます。

    私は1978年生まれで、
    第9回から拝見していました。
    中でも14回は、特に記憶に残っていて
    シェーンのロケ地、ミシガン湖畔の時差クイズ
    そしてトマト戦争等、とても面白かったです。
    (旅きの為、長距離バスの旅というのも良かった)

    特に印象に残る挑戦者は
    14回の優勝者の郵便局員さんと
    9回のドーバーとアナポリスで敗れた
    同じ大学の同じクラスのお二人です。

    これからも拝見させて頂きます。
    萩原さんのご健勝をお祈りしています。

    1. 初めての投稿、歓迎です。
      昔の番組を良く記憶して下さり、作ったスタッフとしてはとても嬉しいです。
      これからも、思い出話を出来る限り書いて行きたいとおもいますので、読んで下さると張り合いがあります。宜しくね。
      また気が付いた事を投稿してください。

  2. このような風景はとても美しいですね。日本は清潔な国と褒められているようですが、他の国はいかがでしょうか。

    ウルトラはパリまで行きましたが、そのパリはいまでは、ゴミだらけだそうです。当時のエッフェル塔付近はどうだったのでしょうか。

    1. 最近のパリは知りませんが、当時も街の裏と言えるような場所は汚かったです。
      その点、我が日本はどこへ行っても美しい風景が見られ、世界一だと思いますよ。
      日本人に生まれて良かった、と声を大にして言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>