バター不足に思い出す

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの当時の問題を振り返って見ると、現在の出来事に関連している問題が結構含まれています。

例えば最近のニュースでバターが不足して、スーパーの店頭から消えているという話がありました。

監督官庁の農林水産省は、⒑月末までに1万トンを追加輸入すると発表して、騒ぎの鎮静化を図りました。

このバター不足は以前にもあった事で、原因がアレコレ噂されていますが、それはさて置き、第13回のメンフィスで次のような問題がありました。

問・製造の過程で真珠の様な輝きを出すことから、ギリシャ語の「真珠」マーガライトから名付けられた食品は何?

答・マーガリン

解説 19世紀の初頭にフランスの化学者が、動物性の脂肪を研究している時に、マルガリン酸を発見したことに遡ります。

その輝きが、ギリシャ語の真珠を意味するマーガライトに似ているところから、この名がつけられています。

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日本では、食物が不足した戦後、高価なバターの代用品として作られたので当初は「人造バター」の名で呼ばれていました。

世の中が落ち着き、「いつまでも代用品でもあるまい」との声が高まり、1952年から現在のマーガリンという名が一般に使われるようになったという歴史があります。

確かに戦後は本物が手に入り難いので、代用品と呼ばれる食品が数多くありましたね。

戦後世代にとっては懐かしい言葉です。

食品の名称一つを巡っても、それぞれにエピソードが秘められており、それを掘り起こしながらクイズ問題に仕食上げていたのです。

クイズ創りは宝探しに似た作業でした。

「バター不足に思い出す」への2件のフィードバック

  1. 現在は、またバター回帰になっていますよね。原因はトランス脂肪酸ですが、風味もバターのほうがいいということで、「バター風味」や「バター含有」のマーガリンという、よくわからないことになっていますね。(笑)

    1. あらゆる食品が化学的に作られる時代なので、栄養、風味など好みによって選べる時代になりました。
      食品は自然のものが一番美味しいと思うのですが、近代人はどんどん贅沢になっているようで、変化に付いて行くのも大変になりそうです。

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