悠久の歴史を刻む大河

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズに限らず、クイズ問題になり易い対象に世界の大河が有ります。

世界の大河では、アマゾン川、ナイル川、長江、ミシシッピ川、ヴォルガ川などが主なところですね。

これ等の川には、それぞれ悠久の歴史が刻まれていてクイズ問題として取り上げ易いのです。

上記に挙げた川が何処を流れているのか、クイズマニアに限らず、一般知識として義務教育で習っているはずです。

でも、クイズの場合は、社会科や地理の試験ではないので単に流域を当てる様な設問は無いでしょう。

しかし、これ等の大河には、それぞれの国によって歴史的な出来事が含まれており、その中から知って面白そうな問題が創られていました。

第3回のグランドキャニオンで、次のような問題がありました。

問・歌で「ヨホホイのサッサ」と言って下るのは天竜川、では「エイコーラ、エイコーラ」といって唄うロシアの河は?

答・ボルガ河

解説 ボルガはヨーロッパ第1の大河で、全長3700kmと言われています。

ロシアの西部を源流に、カスピ海まで数々の歴史の舞台にもなり「母なる川」の愛称で親しまれています。

また、ロシア民謡「ヴォルガの舟唄」も小学唱歌として唄われていますので、記憶に残っている方も多いでしょうね。

天竜川の川下りも、ヴォルガの舟唄も、共に掛け声を掛けながら歌う共通点が面白いので、クイズ問題として採用されました。

その他の大河にしても、川に付随するエピソードの中から、数多くのクイズ問題が創られています。

大河という言葉には、悠久の歴史を感じさせる響きがあり、大河ドラマもその様な発想で生まれたものと思われます。

「悠久の歴史を刻む大河」への2件のフィードバック

  1. 同じくボルガ川が答えとなった問題に、「ロシア民謡『ステンカラージン』に歌われている川は何川?」(第8回・準決勝フィラデルフィア)というのが出されています。

    また、大河つながりで第11回のバッドランドの放送上では第1問目に、「『親父の川・オールマン・リバー』と言う別名を持つアメリカの川は何?」(答え・ミシシッピー川)というのもあったりします。

    いずれにせよ、普段聞き慣れている川でも、隠れたエピソードを踏まえたり異なる角度から出題しようとすると、いくらでもクイズが出来うるということですね。

    1. その通りです。一つの事象を角度を変えて眺めると、面白い見方が出来ます。
      それが楽しいクイズになるのです。
      工夫をすれば、面白い情報が造れるという事です。

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