アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を創っている時に、目を向けるのは「何でもNO1」を調べる事、と問題制作作家に注文していました。
日本一の○○、世界一の××。NO1になる事象には、知って得する情報が詰まっているはずです。
或るNO1を縦、横、斜めから観察すると数多くの情報が隠れている事が解ります。
その中から面白い情報を切り取って、クイズ問題に仕上げるのは簡単な作業と言えるでしょう。
例えば世界一高い山を調べると、数えきれないほどクイズ問題になりそうな情報がありました。
第12回のイグアスで次のような問題が出されています。
問・1953年、ネパール人のシェルパ、テンジンと共に世界で初めてエベレストに登頂したニュージ-ランドの登山家は?
答・ヒラリー卿
解説 エドモンド・ヒラリーは世界最高峰の初登頂の功績でエリザベス女王からSir(サー)の称号を贈られています。
世界的にはエベレストの名で知られていますが、これは英国人でインドの測量局長官ジョージ・エベレストに因んで名付けられた英語表記です。
これもクイズ問題に使えそうな情報ですね。
今ではチベット語のチョモランマと呼ばれる事も多く、日本ではこの名の方が知られています。
標高は公式には8848mとされていますが、GPSによる測量では8850mとされ、氷の厚さが計量に入るのでは?等異論が出ています。
日本人の登山家も数多く登頂していますが、記録としては1975年に女性初の登頂として、田部井淳子さんの名が刻まれています。
これまた、クイズ問題になりそうです。
更に、2013年に三浦雄一郎さんが80歳で登頂し、最高齢登頂の記録を打ち立てています。
1988年の5月5日には、日本テレビが開局35周年の記念特別番組として「世界初・山頂から衛星生中継」の番組を放送しています。
さすが世界一高い山だけに、山ほどのクイズネタが積み上げられていました。
久しぶりに書き込んだコメントに、お返事ありがとうございました。
でも、2級の障害者手帳を所持し、月1通院し続ける“うつ病”の自分って、そんなに「主観的で独りよがり」なのでしょうか?
ブログ記事とメディアを参考にした上で、世間的にも思ったことを主張したつもりでした。
これがまた“ネットいじめ”に発展しなければいいのですが…
くよくよ考え過ぎず、大きな気持ちでデーンと構えて、良い年をお迎えください。
失礼しました。
私が特に気になったのは、「クイズ番組で出題される問題がネット情報をそのまま引用したようなものが多い(明らかなウィキペディアのコピペ問題が多すぎる、今年の高Q・決勝で出た、在任日数の少ない総理とか…)」という部分です。
例えば、高校生クイズのような歴史のある番組のクイズ問題の制作を任されたクイズ作家さんであれば、それはとても名誉なことと思うでしょうし、「下手な問題は作ることができない」「番組のためにも質の高い問題を作ろう」と真剣に考えるでしょう。
それを何の客観的な根拠も示さずに、「ネットの引用じゃないのか?」「裏取りが不十分、手抜きじゃないのか?」と言うのは、がんばっておられる作家さんに対して非常に失礼なのではないかと感じた次第です。
長文、失礼しました。
ご意見には賛成です。
ウィキペディアは良い参考資料ですがコピペはダメですね。考え出した素材を料理して盛り付けるのが作家の仕事です。
クイズ問題と言えども作家が造る作品ですから自分の腕で料理に仕上げて客に出すのが仕事と言えるでしょう。ウィキペディアは素材の裏取りの手段でしかありません、と私は考えます。
記事の内容とは無関係ですが…クイズの出題において“あってはならない事”が、昨日の日テレ・ZIP!にて起こりました。
今年の10月から始まった6時25分頃に行われる、データ放送を使った○×クイズ(読売テレビ・札幌テレビなど、ローカル編成のエリアを除く。)で、こんな問題が出ました。
「ジャケットなどにある左襟の穴は、花を差す為に付けられた。」
正解は○で、「フラワーホール」と名称があるという理由でした。
しかし、今朝の放送で“好きな男性アナ第1位”の桝アナから「諸説あり」として問題が不成立。
お詫びと共に参加者全員“正解”扱いで一律3ポイント獲得(通常、不正解でも1P)となりました。
もうすぐ発売されるQ雑誌に、今度登場する福澤朗さんも再三にわたり語っていますが、1問のクイズに莫大な費用がかかっているだけに、今のご時世、お金がかけられない気持ちもよくわかります。
(どうやら、無解答or無回答する人が苦手とか…)
しかし、全てのQ界に言える傾向として、明らかなウィキペディアのコピペ問題が多すぎる様に思えます。
(今年の高Q・決勝で出た、在任日数の少ない総理とか…)
そして、ウルトラスタッフが最も嫌う“諸説あり”の深刻な多用です!
最近では「本能寺の変」ネタの話題の若手芸人がシメに使っているぐらい、“諸説あり”が目に余る状況です!
雑学には今なお関心あっても、真のQブームはほど遠く感じますね!
クイズに著作権はないものの、昨今のパクリ騒動の事に文句言える立場じゃない様には、正直なってほしくないものです。
昨夜放送された「耳が痛いテレビ」に、この件を投稿したいくらいに思いました。
tsutomuさん、Q界の御意見番として「喝!」を一言お願いします!!
こちらにコメントを残していいものか悩みましたが、どうしても気になったので、コメントいたします。
クイズへの思い入れが強い方だと感じます。クイズに対して並々ならぬ情熱をお持ちなのでしょう。
でも、その思いが独りよがりなものになっていないでしょうか。
ご自身のお考えをもう少し客観的にご覧になっていただきたいです。
独り善がりはいけませんね。
私の避けてきた姿勢です。
具体例で、ご意見を戴ければ客観的な立場でお答えします。
お応えします。
私はご意見番ではありませんが、クイズ番組の先輩として一言。
やっぱり「喝!」です。