日本語の古い名称

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を創る人達に、良く話していたのは、日常生活の盲点を探すように! という事です。

例えば、毎日食べている食料にしても、お年寄りのいる家庭では、時々耳慣れない言葉を聞く事があります。

昔はそのように呼んでいた、という古語が自然に口から出てきたりします。

梨のことを「有りの実」と呼んだり、するめを「アタリメ」などが、その代表的な例でしょうね。

クイズ問題作家が、お年寄りから聞いたという経験で創られた問題が、第6回のバーストウで出されています。

問・根が暗い性格の人は根暗。では、根深と呼ばれる植物は?

答・ネギ。

解説 正解を知らず勘で当てようとするなら、ゴボウ、山芋、蓮根、ウドなどを想像するかもしれません。

古語ではネギを「根深」と呼んでいたようです。

グルメで名高い池波正太郎の時代小説やエッセイには、この根深が頻繁に登場します。

おそらく江戸時代から明治にかけては、そのように表現されていたのでしょう。

ネギは白い部分が美味と好まれており、土を盛り上げて根を白軟化させ、生産されていました。

「根深ねぎ 栽培」の画像検索結果

このために「根深」の名称が付けられたのでしょう。

料理の専門家、若しくは池波正太郎ファンなら常識かもしれませんが、一般的には難問の部類ですね。

このように知らなくても日常生活に困らない知識、クイズ問題には一見不必要と思われるような問題も含まれていたのです。

何故なら、挑戦者のより深い知識が判断出来、それが視聴者の驚きとなる要素になっていたのです。

「根深ねぎ 料理」の画像検索結果

今はネギが美味しい季節です。鍋でネギを食べながら、「昔は根深と呼んでいたのだよ」と蘊蓄を垂れてみては如何ですか? 家族に尊敬されるかもよ。

 

 

「日本語の古い名称」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。根深を妻に聞いたらすぐに、「ねぎ」と答えられました。妻は文学部卒で、本が好きです。

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