通称という表現も要注意

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、通常の常識と、その分野の専門家の中で知られた知識が混在しています。

中には「そんな決まりがあるの?」と問題を聞いて、初めて知る様な問題もあります。

第2回、番組の初期の頃の問題ですが、デンバーで次のような問題がありました。

問・「音楽の母」と呼ばれる作曲家は誰?

答・ヘンデル

解説 「音楽の父」といえばバッハといわれています。外国でもThe  Father  of  Music と呼ばれています。

そのバッハとヘンデルは共に1,685年生まれの同い年で、バロック音楽の2大巨匠と言われていました。

誰が決めた訳ではなく、一方が父と評されているのだから、残る一方を母と評したという説が有力です。

男性なのに母との表現はおかしい、との声もありそうですが音楽の世界ではこれが定説になっています。

定義によって決められた訳で無くても、専門の世界の常識ならば、正解と言うのが我々の基本でした。

因みに、後世に名を遺した大作曲家の中には、通称として様々な呼ばれ方をされた偉人が多勢います。

覚えて置くとクイズに役に立つ通称は以下の通りです。

交響曲の父、弦楽4重奏の父=ハイドン。      神童=モーツアルト。               楽聖=ベートーベン。               ピアノの詩人=ショパン。             歌曲の王=シューベルト。

schubert[1]

ほとんどが、ご当人が亡くなってから後世の人々が、自然発生的に偉業を讃えて評したと伝えられています。

音楽に限らず、文学、スポーツなど、各界で名を遺した偉人は、本名の他に通称○○と呼ばれていた、という問題が多数ありましたね。

こうした知識の幅を広げるのも、クイズに勝ち抜くための方策だったのです。

 

 

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