奥の深い古典文学

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、時々新しい発見がありました。

人々の一般常識になっている知識の裏側にある薀蓄を探し出し、クイズ問題に仕立てていました。

例えば、日本の古典文学と聞いただけで、難しい話で興味が持てない、と感じるのが普通の人でしょう。

でも、古典文学も現代人に通じる考えや思想が含まれていたりするのです。

従って、現代人が普通に使う言葉も、実は日本の古典文学が発祥だったという事もありました。

第6回のニューオリンズで、次のような問題が出されていました。

問・「遠くて近きは男女の仲」という諺が有りますが、これを最初に言った平安時代の女流作家は誰?

答・清少納言

解説 平安時代の女流作家と言えば、紫式部、清少納言、和泉式部などが思い浮かびます。

その中の清少納言は「枕草子」で『遠くて近きもの極楽、舟の路、男女の仲』と記しています。

「清少納言」の画像検索結果

昨日まで赤の他人だった者も、離れがたい夫婦や恋人になってしまう、と現代人にも通ずる道理を、すでに平安時代に書いているのですね。

紫式部の「源氏物語」にしても男女の恋愛を描いた作品で、人間の感情は何時の時代にも通じるようです。

流石に歴史に残る女流作家達だけに、その観察力、洞察力は時代を超えています。

文学、音楽、絵画、彫刻、陶磁器など、芸術の世界は古典という古い時代の作品が多数あります。

何れも「古典」(クラシック)と名が付くだけで、「難しい」と敬遠する人も多いかも知れません。

でも、現代に通ずるものがある事を知って欲しく、本日は清少納言の蘊蓄をご紹介しました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>