アメリカ横断ウルトラ・クイズの番組では、太平洋に浮かぶ島々でロケを敢行しました。
定期ルートのグアム、ハワイの他、第13回ではニュージランド,第14回ではタヒチにも行きました。
太平洋に浮かぶ島々は、憧れのリゾート地であり、視聴者も挑戦者も、景色を大いに楽しんで戴けたと思います。
我々は、当然の準備として毎回ロケ地の歴史や成り立ちを調査いたします。
その中から、ご当地問題のクイズも創られます。
タヒチを訪れた時に、民族的な分類ではポリネシア人とされていますが、ルーツを辿ると実はアジア人であるという説に行き当たりました。
ポリネシアの3角形を、ポリネシア・トライアングルと呼ばれているそうです。
主だった島、ハワイ、ニュージランド、イースターを結んだ3角形がこの様に名付けられました。
歴史的には、アジアから丸木船に乗ってフィージー、サモア、トンガへ渡って行った人達が最初の移住です。
その子孫が、3世紀頃からマルケサㇲ諸島へ渡り、その後、ハワイ、タヒチ、イースターへと移り住んで行ったと考えられています。
彼らは根っからの海洋民族で、気質は底抜けに明るくお人好し。訪れる人は歓迎し、貝殻や花で創った首飾りを掛けてくれます。
大航海時代、ヨーロッパから訪れたキャプテン・クックは「カヌーに満載した贈り物、打算の無い宴会、全ての水兵を悩ませた官能的な娘たちの踊り」と、記録に残しているそうです。
未だに、ハワイやタヒチにはその伝統が色濃く残されていますね。
一度訪れた人達が、何度でも行きたくなる魅力がこれ等の島々にあるのは、先祖の気質を受け継いでいるからでしょう。
全ての人々が、このポリネシア民族のようになれば、世界は一気に平和になると思うのですがねえ。
本日の裏話は、ロケ地で思い出した憧れの島々のお話でした。
こんにちは。私はタヒチのボラボラ島に、妻と14年前に行きました。妻が行きたいと強く願っていました。楽しかったこと(3つ)①ダイビングをして、マンタエイを見ました。②海の透明度が非常に高かった。③ホテルの滞在費が食事(酒代を含む)が含まれていて、自由に食事ができました。予想外だったことは、①浜辺に野犬がいた。②ほぼ全身日焼けしたことでした。1週間滞在して、とても楽しかったです。
タヒチは夢の島、と表現されていますが、夢を良い思い出に出来たのは本当に幸せでしたね。
この思い出を何時までも大切にしてください。