アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、森羅万象の雑学の中から、面白そうな話題を選んで創っていました。
クイズに強い人達は、各方面にアンテナを張り巡らして雑学的な知識を吸収していたのでしょう。
我々も新聞、週刊誌などの書籍を丹念に調べ、面白そうな話題を探していましたが、実は雑学の宝庫とも言える「畑」を発見したのです。
それは「日本一」「世界一」というレッテルの張られた事象の周辺です。
或いは「世界で初めて」「日本で初めて」もその周辺には面白い話がゴロゴロと転がっていました。
例えば、世界で初めてSOSの救難信号を発したタイタニック号だけでも、周辺を調べると何問でもクイズ問題が出来そうです。
問・目的地は何処だった? 問・出港から何日目に沈没したの? これ等は第6回の決勝戦、その他で出題されています。
また、「世界一」では中国の万里の長城がありますね。
同じく第6回の決勝戦で、次のような問題がありました。
問・秦の国を建て「万里の長城」を築いた中国の皇帝は誰?
答・始皇帝
解説 世界の七大奇跡と言われる世界一の建造物で、秦の始皇帝の号令の基、春秋時代に建設が始まったと伝えられています。
この時代は戦国時代。紀元前2世紀頃と言いますから、今から約2,300年も昔の事です。
外敵の侵入を防ぐ目的で、以後1700年もの時間を掛けて建造されたと伝えられています。
全長は22,000Kmと言われ、現在は3分の1が残されているとの事ですが、中国人の気の長さには驚かされます。
月から見える地球上の唯一の建造物、との伝説も有るくらいで、今や中国観光の超目玉となっています。
俗に中国三千年の歴史と言われていますが、昔からやる事は桁外れだったのですね。
近年も南沙諸島の埋め立てで、フィリピンともめていますが、尖閣諸島問題など、我が国にとっても他人事ではありません。
中国人観光客の「爆買い」もそうですが、彼らは年期の入った桁外れの驚くべき隣人だったのです。
いよいよ日本一の称号を手にする争いが始まりました!
広島カープ×北海道日本ハムという、FA補強に頼らす生え抜きの選手中心でシーズンを制したモノ同士で、日本シリーズ初顔合わせです。
近年の日シリでこれ程まで“どちらにも勝ってほしい”と願う対戦はほぼないと思います。
しかも、名将がいないと言われた外野手出身監督同士での対戦も初めてでしょう。
球界の常識が変わりあるつつ証拠ですね!
カープが勝てば32年ぶり(31年前の阪神が12球団で最も遠ざかるかも!?)、日ハムなら10年前の新庄フィーバー以来、二刀流・大谷投手のスター性か、はたまた、男気・黒田投手の花道を神ってるチームメイトで飾れるか?
両軍王手で最終戦までいって欲しいですが、日本一になるのはどちらだと予想しますか?
黒田投手にも花をもたせたいですね。でも、大谷投手の活躍も素晴らしい。
応援が難しい今年の決戦です。