機内ペーパーQの重要性

アメリカ横断ウルトクイズの挑戦者が自分の知識量を最も発揮出来るのが、機内ペーパー・テストでした。

歴代のチャンピオンは、ほとんどがこのテストで上位を占めた人達だったのです。

機内テストのクイズ問題は、番組内では数問を簡単に紹介するだけでしたが、実は本当の知識量を計る基礎的問題が多かったのです。

400問を1問に付き、4-5秒の速さで解いていかなければ全問に答える事は出来ません。

この短い時間内に、知識を全開して答える訳ですから過酷なクイズと言えます。

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本日は、その1問をご紹介してみましょう。

第4回の131番目の問題です。

問・次の時代のうち、最も長く続いた時代は?      ①奈良時代  ②平安時代  ③室町時代

答 ②

解説 日本の歴史年表が頭に叩き込んである人には簡単な問題でしょうね。

平安時代は794~1185までの391年で、3者択一の中では一番長い時代でした。

因みに奈良時代は710~784の74年間。室町時代は1338~1573までの235年間。

日本史の時代年表は、中学生時代から嫌というほど勉強してきた科目ですが、試験と共に綺麗サッパリ忘れてしまうのが普通の人でしょう。

でも、記憶力の強い人は「あっ!」という間に思い出して正解。クイズに勝ち抜いていくのですね。

機内のペーパー・テストは、狭い機内の座席で、時間に追われながら解いていかなければなりません。

問題は3者拓一なので、不明の場合は適当に選んで答えても、3分の1は正解出来る確率です。

挑戦者をそんなに虐めて、との批判もありましたが、実はスタッフの方が更に過酷な状況だったのです。

テストの終わった後には採点という作業があります。撮影班以外の全スタッフが総動員で採点します。

その後は、1位から順番に成績表を作らなければなりません。

現在と異なり、パソコンもワープロも存在しない時代ですから、カーボン紙で同じ表を作成し、司会、デレクター、カメラマン、審査員等に配ります。

この様な作業も、同じ機内にいる挑戦者には秘密裏に行わなければなりません。

普通なら会議室で喧々諤々行う作業ですが、それも出来ない状況です。

狭い座席で、ヒソヒソ声で打ち合わせしながら、進行したので漫画的で笑える状況でした。

番組の裏側を紹介する、別番組を作るとすれば、機内のスタッフの動きは、正にハイライトになる場面でした。

 

「機内ペーパーQの重要性」への4件のフィードバック

  1. 25年前のきょう、1991年11月21日に放映された第15回③にて、第10CP・ドミニカ共和国の衝撃結末を目の当たりにしていたのかと思えば、四十路目前とオジさんになったなぁと実感しています!

    繰り返しカキコミしていますが、無冠のQオタク・能勢さん(FNSの本選を蹴ってまで参加)と、この回の機内トップ・大石さん(テレビ誌記者を兼ねながら…)、誰もがNY決勝戦で残るであろうと予想した2人が、まさか、残り7名の段階で「新大陸獲得Q」という強者ほど正解者に指名されたら解答権はく奪ルールに苦しめられ、結果、どちらかが敗者にならなければならない状況に…

    確かに、歴代のウルトラでも、猛者達を限界まで苦しめる形式がいくつかあって、そこで実績のある挑戦者が破れる波乱が起きることで、他のQ大会にない面白さがありました。

    機内トップが(その年の)Q王になったのは述べ17名中(1・2・7・11・13・16回と)3分の1ほどの6名、多いか少ないかは個人の考えによりますが、必ずしも実力№1が勝つのではなく、各CPを勝ち続けたものが強いということを、当時中学生ながら身にしみて、それがラス問を絶叫して答えた能勢さんの「孟浩然!」に集約されたのだと思うのです!

    機内Qをトップ通過したからって、グアムで泥だらけになったり、米本土上陸できなかった挑戦者もよく見かけました。
    9代Q王の様に30位台から頂点に立ったことだってあります。

    改めて、出題側VS挑戦者、双方とも「知力・体力・時の運」の恐ろしさと大変さを実感してしまう裏話です!

    1. 知識と体力、運、この3つをクリアするゲーム、これがウルトラクイズの狙いでした。
      ゲームは、挑戦者、視聴者が共に楽しめるものでなければ、永く続きません。我々の番組の狙いはそこにあったのです。

  2. 裏側を見たかったものの一つですね。採点してもそれで終わりじゃなくチェックもしなければいけませんからさぞがし大変だったろうと今ではわかります(笑)。
    しかも、第1回は確か800問でしたよね。最初少なめにして、徐々に多くしてやりそうなものですが、よほどスタッフ側もマゾなのでしょうね(笑)。

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