アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題の中には、人々が気にもしない細部の事を取り上げる事がありました。
所謂、オタクと呼ばれるような細かい、専門家しか知らないような知識を試す問題です。
人気テレビ・ドラマ「相棒」の杉下右京さんの口癖「細かい事が気になるんです。僕の悪い癖」的な問題です。
第3回のワシントンDCで出題された問題。
問・バイオリンの胴に開いている穴の形、アルファベットの何という文字?
答・f
解説 レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば、美術、科学、哲学をはじめ、あらゆる分野で後世に影響を残した人でした。
ルネサンスの万能の巨人と称されていた天才で、ヘリコプターの原型も彼の発案と言われます。
何と、バイオリンの胴に開いている穴も、彼の発案によるものと伝えられています。
イタリア生まれの彼は、フランス王フランソワ1世に招かれて王に仕えるようになりました。
バイオリンの穴の形も、音の伝達があの形が一番と言われています。
あの形のfを選んだのには、以下の様な伝説があるのです。
バイオリンの穴は、フランソワ王の頭文字、fが選ばれその形が定型になったと伝えられています。
右京さん状態の、細かい事が気になる人は、何故あの形になったのか、気になっていた事でしょう。
本日で、この疑問は解決です。
バイオリンのfの文字は、フランソワ王の頭文字、そして発案者はレオナルド・ダ・ヴィンチ。
本日の裏話は、雑学的な知識が一つ増えたクイズ問題のお話でした。