小説の冒頭はクイズの定番

 

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、知識を競うのが基本で考えられた設問です。

但し、我々は学校の試験のように、単純な暗記問題は避け、知って得する面白い問題を求めていました。

例えば、学校のテストなら国語の問題でも、作者は誰?のように、作者と作品名を線で結び「正解」という単純な問題はありません。

少なくとも、作品を読んでいるか、内容を少しは把握していないと、正解は出来ない問題を揃えていました。

国語のテストでも、作品の冒頭を出題し、作品名を試すとの手法がありますね。

「木曽路はすべて山の中である」の書き出しで始まるのは島崎藤村の「夜明け前」。

受験生が暗記する有名な冒頭で、これを記憶した経験者も、さぞ多い事でしょう。

ウルトラ・クイズでも、この種の文学の冒頭文を問題にした事が、数多くありました。

第6回のアラスカで、次のような問題がありました。

問・川端康成の小説「雪国」の中で、一番最初に出て来るカタカナの言葉は何?

答・トンネル

解説 「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった」で始まる、川端文学の代表作でもあります。

「雪国 川端康成」の画像検索結果

「雪国」はノーベル文学賞の審査対象になった作品と言われ、海外でも高く評価されています。

同じように、川端作品では「伊豆の踊子」。

その他、夏目漱石では「坊ちゃん」「吾輩は猫である」などの冒頭文章が問題になっていました。

勿論、日本を代表する小説家の作品や内容も、数多くクイズ問題になりましたが、書き出しは重要なクイズ素材でした。

 

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