京都の名刹を知る

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を振り返ると、現代にも通じる問題が結構の数ある事に気が付きます。

最近は、外国人の観光客が日本へ多く訪れ、その模様がテレビで放映されています。

外国人の人気スポットと言えば、何と言っても京都が断トツで群を抜いています。

日本でも古い歴史があり、昔から京都を訪れる人は多かったのですが、中でも名刹巡りは定番でした。

「名刹」は辞書によれば名高い寺、由緒ある寺と定義されています。

とは言え、京都見学は限られた日程で、次から次へとお寺を巡っているので、お寺の名称が混乱しそうです。

名刹と呼ばれる寺院には、歴史上の人物との関わりが深いのが一般的です。

歴史上の人物と重ねて観光をすれば、それなりの印象に残るでしょうが、漫然と回っていたのでは記憶が散漫になってしまいます。

その盲点を突いたような問題がありました。

第4回のニューオリンズでの問題です。

問・歌舞伎で石川五右衛門が山門に登って「絶景かな」と言ったのは何というお寺?

答・南禅寺

解説 「絶景かな 絶景かな」この言葉は日本人なら誰でも聞いたセリフでしょうね。

歌舞伎の名場面で、大泥棒の石川五右衛門が南禅寺の山門に登って、満開の桜の景色を愛でて言った台詞です。

「南禅寺 三門」の画像検索結果

南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山で、実際の山門は五右衛門の死後30年後に建てられたものだそうです。

従って、五右衛門自身が山門に登ったという事実はありません。お芝居ですからね。

江戸時代の武将・藤堂高虎が「大阪夏の陣」で戦死した一門の武士達の冥福を祈るために、寄進したものと言われます。

江戸時代建築の重要文化財建造物で「国宝」です。

これ等の日本史的な知識は、数あるお寺巡りでは忘れ勝ちですが「絶景かな」の山門と覚えれば記憶に残る事でしょう。

石川五右衛門の姿が何となく想像出来るし、満開の桜も目に浮かぶかも知れません。

でも、外人観光客にそこまで解説するのは、ちょっと難しい!至難の技ですね。 

 

 

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