世界平和の理想郷とは?

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題には、世界に共通する知識が多数含まれていました。

有史以来、世界では戦いが行われ、反対に常に世界平和を訴える人々がいました。

人間には欲望が有り、出世欲、権力欲、金銭欲など、どこまで行ってもキリが無いようで、それが本能かも知れません。

昔から、最初の欲望を満たすと次の目標に向かう、この様に進むのが人間の歴史でした。

「世界大戦」の画像検索結果

戦争は良くない事と解っていながら、指導者達は国を拡げる、権力を高める、この欲望を次々と満たして悲惨な戦いを繰り返して来たのです。

これに対し、戦争に反対する人々が憧れていた理想の世界がありました。

そんな平和な世界は、正に理想の世界であり、第5回のテオティワカンで、これを問う問題がありました。

問・イギリスの政治家トーマス・モアの空想小説に出て来る理想の島の名は?

答・ユートピア

解説 平和で理想の世界? と言えば「ユートピア」を連想するのが世界の常識と言えるでしょう。

トーマス・モアの名を知らない人でも、この言葉は理想郷として一人歩きしています。

因みに「ユートピア」の生みの親、トーマス・モアは政治家、法理学者で作家としても実績を残しています。

また、彼の空想小説を読んだ事の無い人でも、ユートピアの言葉だけは理解しているのも面白い現象です。

因みに、ユートピアは「架空の島」で現実には存在しない理想郷です。

この島は人工的に整備され、住民は美しい清潔な衣装を着け、財産を私有せず、共同の倉庫で保管します。

人々は勤労の義務を有し、日頃は農作業で6時間労働をしなければなりません。

空いた時間は、芸術や科学など趣味の時間に充てる。

悠々自適、理想的な世界に見えるものの、逆に個人に自由は無く、全てが管理された世界なのです。

理想郷とは言え、架空の世界なので、こうした空想の物語をユートピア文学と呼ぶ時代がありました。

「ガリバー旅行記」なども、小人の島に流れ着いた物語で、ユートピア文学の代表と称されていたようです。

科学が発達し、コンピューターが人間を支配する空想的な世界も、人間には自由がありません。

理想と現実のギャップ、人間が一番欲しいのは何と言っても、やはり「自由」ですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>