元祖!真夏の夜の愉しみは?

 

 

 

 

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は、日本人の常識を問う設問が多くありました。

日本人の常識の定番で、真夏の夜の愉しみに「怪談話」がありますね。

娯楽の少ない江戸時代に、暑い熱帯夜にゾクゾクと寒気を呼ぶ手法として、怪談話は最適です。

数多い怪談の中で、元祖と呼ばれるのは「四谷怪談」でしょうね。

日本人の常識、「四谷怪談」に関する問題は第13回のクイーンズ・タウンで出されています。

問・江戸・四谷怪談の田宮伊右衛門の妻は誰?

答 お岩さん

解説 日本人の常識として、「四谷怪談」の粗筋くらいは知って置きましょう。

「四谷怪談とは」の画像検索結果

そもそも「四谷怪談」とは、元禄時代に実際に起きた殺人事件をモデルに創られたお話です。

一つは鶴屋南北という戯作者が書いた歌舞伎のお芝居で大当たりしました。

もう一つは三遊亭圓朝の落語でした。

共に、実在の事件をモデルに創られていたので、リアリティーがあり、江戸っ子達に大人気だったのです。

事件は江戸の雑司ヶ谷・四谷町(現・豊島区雑司が谷)が舞台です。

基本的なストーリーは「貞女・岩が夫・伊右衛門に毒殺され、幽霊となって復讐を果たす」というものでた。

田宮伊右衛門(31歳)と妻のお岩(21歳)が四谷に新居を構え新婚生活を送っていました。

ところが伊右衛門は田宮家の婿養子の身でありながら、上役の娘と重婚して子を儲けてしまったのです。

その事を知ったお岩は発狂、後に失踪(実は伊右衛門によって毒殺されていたのです)

その後、お岩の祟りによって伊右衛門の関係者が次々と死んでいき、最終的には18人が非業の最期を遂げたとのストーリーです。

この芝居や映画を作ると、お岩の祟りで関係者が次々不幸な事故や災難に遭遇するとの伝説があります。

於岩稲荷田宮神社3.jpg

従って、現在でも作品化する時は、関係者が「お岩稲荷神社」にお参りをするのが恒例になっているのです。

真夏の夜向きの、サスペンス・ドラマの元祖は「四谷怪談」だったとのお話でした。

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