アメリカ横断ウルトラクイズの問題には、常識的な問題と逆に常識の反対の面白さを狙ったものがあります。
例えば、中国から伝わった漢字ですが、その成り立ちにはそれぞれ理由があり、愉しい逸話が隠れています。
逆に、常識の反対の面白さを狙った漢字もあり、そんな問題が第3回のマイアミで出されていました。
問・花の無い果実と書いても、ちゃんと花のある果物と言えば何?
答・無花果(いちじく)
解答 この問題は無花果との漢字を読めない人には、何を問われているのか見当が付かないでしょうね。
国語の読み方テストに似ていますが、読める人にとっては即・正解が解ります。
花が無いのに実(果)が成る、この辺の矛盾が面白いといえるのでしょう。
植物・動物・魚などの漢字には、当て字のような道理にかなう文字と、逆の意味の文字が混在し「漢字遊び」との書籍が出ているくらいです。
この種の本は読むと楽しくて、つい時間を忘れてしまうくらい、熱中してしまう人が多いようです。
文部省も、国語の教科書にはこの種の遊び心があれば、子供達の成績も上がると思うのですがね、そこで…。
問・頭の固いお役人さんに、そのような事を望むのは?
答・無いもの強請り、ピンポーン!ですね。