アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題を読み返すと、今年のクイズ問題でも良い、タイムリーな物がありました。
第4回ですから、今から36年前のクイズ問題で、イエロー・ストンで、次のような問題が出されていました。
問・明治になって「菊は栄える…」さて枯れたものは何?
答・葵
解説 菊は日本人なら誰でもが常識の天皇家の紋章。大政奉還で天皇が国家の象徴で、代表的存在になりました。
それまでは天皇家は、国を治めず象徴であり、実際に国を動かしていたのは徳川幕府でした。
その徳川家の紋章は御存じ「葵」のマークです。菊が栄えて民主国家になり、枯れたのは葵となった訳です。
さて、平成も今年限りで、来年4月から新しい年号に切り替わりますね。
まだ、新年号は発表になっていませんが、年号に関して考えるという意味では、今年はタイムリーな年と言えます。
年号が変わると、新しい希望が湧いて来ると喜ぶ人は多い事でしょう。
でも、逆な人もいます。昭和、大正生まれは「古臭い昔の人」とのイメージになりそうで嫌、との人もいます。
年号が変わる毎に、こうした論議が繰り返され、それを嫌って自分の生年月日を西暦でしか話さない、との人もいます。
各人、自分のイメージを若く見てもらいたい、その努力は結構ですね。
でも、元号でも西暦でも齢相応に見えるが一番でしょう。
すみません。新元号は再来年の2019年の5月1日から開始になります。現在の天皇陛下は2019年4月30日にご退位されます。従って来年は平成のままです。別のクイズ作家のかたもブログで同様の間違いをされましたので、指摘をさせていただいたところ、丁重な返事をいただきました。職場で元号を使用することがあり、話し合いを行いました。
いつも楽しく拝見しております。
天皇陛下の退位日は再来年の2019年4月30日で、改元されるのは「来年4月」ではなく、「再来年の5月」です。
平成は30年で終わると公表されています。終われば次の年号になる訳ですから誤りではない筈です。
ご確認ください。
誤りを指摘戴き有難うございます。
今後は考えを改めます。