言葉の盲点を探す

アメリカ横断ウルトラ・クイズの問題は一般常識が基本ですが、時には常識の盲点を突いた問題もありました。

盲点と言われるのは、誰でも知っているようで実は正確には理解していない、或は記憶がはっきりしない、といった曖昧な知識です。

第8回のグアムで、その典型的な問題がありました。

問・海の水を「海水」というのに対し、湖や川の水を「陸水」という。〇か✖か?

答・〇

解説 「海水」は子供でも知っている常識です。

しかし、陸にあるから「陸水」とは、何となく引掛け問題で、トメさんの「そんな訳無いだろ!」の声が聞こえそうな予感がします。

と、なると全国的な笑いものになってしまう、との嫌な気分が頭の中を駆け巡る事になるでしょう。

我々も、その様な挑戦者の心理状態を計算して出題したのです。

陸水は紛れもなく正しい日本語で、辞書には地球上にある水のうち「海水」を除いた水と記されています。

湖、河川水、地下水、雪水などで、蒸発・流動を繰り返し地球上を循環すると説明されているので、多分理科の時間に学んだのでしょう。

でも、一般の会話に「陸水」との単語は出てくる機会が少ないので、記憶から遠ざかってしまう言葉かもしれません。

「水不足 関東」の画像検索結果

世の中では、雨が少なく「水不足」といったニュースが時々ありますが、そんな中でも「陸水」の単語が使われる事は滅多にありません。

文字を読めば理解出来る日本語も、耳で聞いただけでは意味が解らない、との日本語は結構多いのです。

そうした視点で、辞書をペラペラめくるとこの様な言葉の発見があるものです。えっ? 「そんな閑人はいないよ」

御尤も。当方、現役を引退した閑な隠居なものでスイマセン。

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